猫を飼うと起こりかねない『ご近所トラブル』3つ 他人事ではない?注意が必要なこととは

猫を飼うと起こりかねない『ご近所トラブル』3つ 他人事ではない?注意が必要なこととは

3. よそのおうちに侵入(糞尿、車被害など)

野外を歩くブリティッシュショートヘアー

3つ目は、放し飼い猫による糞尿や車被害です。

おうちと外を行き来する猫は、自由奔放に行動します。出かけている間に、愛猫がよそのおうちの庭先でうんちやおしっこしたり、大切に育てた植木鉢の花を倒したり、ガレージの車で爪研ぎしたり。飼い主さんの知らぬうちに、せっせとトラブルの種を蒔いています。

特に雄猫によるマーキングのおしっこは匂いも強烈で、猫好きの人でも「うっ!」となってしまうほどです。それがたまたま猫嫌いのおうちに残されていたら―不快になるのも当然でしょう。もちろん、愛車を傷つけられた人も、ご立腹です。

猫の放し飼いは、周辺住民の物理的迷惑だけでなく、愛猫自身をも大きな危険にさらしています。外の世界は、交通事故をはじめ、猫同士の争い、感染症の可能性など、命に関わる問題があふれています。猫の自由とリスクは、常に隣り合わせです。

好きなように外を動き回って、愛猫が撒いたトラブルの種は、やがて大輪の花を咲かせます。その結果、ご近所からのクレームの嵐によって、飼い主さん自身が住みづらくなる場合もあります。あるいは、愛猫が行方不明になって帰ってこないかもしれません。

現行の動物愛護法でも、完全室内飼育は「努力義務」として推奨されています。

最悪の事態を避けるためにも、愛猫には室内で暮らしてもらい、ストレスのないように、飼い主さんは快適な環境づくりに努めましょう。

まとめ

黒バックに鳴く猫

猫を飼う際に注意したいのは、ご近所とのトラブルです。言うまでもないことですが、すべての人が猫好きというわけではありません。

今回は、起こりがちな近所迷惑として、「鳴き声」、「足音などの物音」、「放し飼い猫の物理的被害、行方不明のリスク」を取り上げました。

愛猫の存在がきっかけで、近隣住民との仲が悪くなると、飼い主さんも落ち着いて暮らせなくなります。

本文でも紹介しましたが、十分な対策を心がけて、自分のおうちも、まわりの人たちもリラックスして暮らせる理想の環境を築き上げましょう。

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