コツ2:お弁当食材の「置き場所」を決めておく
どこに何があるか探す時間をへらすには、食材の置き場所を決めておくのが効果的です。冷蔵庫・冷凍庫にそれぞれ“お弁当用コーナー”をつくると、必要なものがすぐに見つかり、朝の流れがスムーズになります。例えば、冷蔵スペースなら、ケースをひとつ用意して「お弁当に使う食材だけ」をまとめて入れておくと迷いません。
作り置きおかずは、冷蔵庫を開けてすぐ手が届く1段目に置いておくと、詰める作業がぐっとラクになります。
冷凍庫では、お弁当用のおかずを立てて収納するのがおすすめです。唐揚げや野菜などの冷凍食材を定位置に立てておくと、開けた瞬間に選べて、探す手間がなくなります。
「ここに行けば全部そろう」という動線ができることで、朝のお弁当作りのスピードが大きく変わります。
コツ3:迷った日は「お弁当おかずリスト」から選ぶだけにする
時間がない日や気持ちが追いつかない朝は、メニューを考えるだけで手が止まってしまうことがあります。そんなときに助けてくれるのが、「お弁当おかずリスト」です。これは、お弁当に入れやすいおかずをあらかじめ書き出しておくシンプルなメモのこと。卵焼き、ウインナー、冷凍唐揚げ、ブロッコリー、鮭フレーク、ミートボール、そぼろ、きんぴらごぼうなど、自分の家でよく使う定番食材を中心にまとめておきます。
朝はこのリストをサッと見るだけで、「今日はこれとこれでいこう」とすぐに決められるので、ゼロから考える手間がぐっと減ります。迷う時間がなくなることで、忙しい日の負担も軽くなり、作業がスムーズになりますよ。
「選ぶだけ」の仕組みがあると、どんな朝でも気持ちに余裕が生まれるアイデアです。

