男性は単独行動、女性は家族との利用も
利用する際の同伴者については、男性は「一人で利用」が約9割と圧倒的で、日常の個人行動に組み込まれています。女性も一人利用が最多ですが、家族や子どもと一緒に立ち寄る割合が男性より高く、利用シーンの多様性が見て取れます。
特に興味深いのは予定外購入の頻度です。女性の50%超が予定外の買い物をすることがあると回答したのに対し、男性は「ほとんどない」が最多となりました。これは女性が売場での商品との出会いや気分の変化を楽しみとして取り込んでいることを示しており、店頭の演出や新商品の投入は男性よりも女性に強く影響することが分かります。
セブン-イレブンは女性に人気、男性は3社横並び
最もお気に入りのコンビニについては、男性がセブン-イレブン34.9%、ローソン34.9%、ファミリーマート30.2%とほぼ横並びだったのに対し、女性はセブン-イレブンが44.8%と突出し、ローソン33.6%、ファミリーマート21.6%と続きました。
選ぶ理由についても明確な違いが現れました。男性は「立地・利便性」が中心でシンプルな理由に集約される一方、女性は味・品揃え・新商品・サービスなど理由が多様で、利便性に加えて商品のおいしさや限定感、サービスなど複数要素を総合的に評価している様子がうかがえました。

