再びモネの家に戻った「猫」

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彼女の死後、作品は相続人に引き継がれて売却されることになりました。モネ研究家でさえ、こうした遺品の存在を2016年秋まで知らなかったというのですから驚きです。
作品は2017年11月に、香港で競売にかけられました。オークションの売上高は1090万ドル(約16億8500万円)に達し、白い猫の像は6万7000ドル(約1036万円)で落札されました。
この猫を購入したのは日本人男性で、うれしいことに彼は像をモネの自宅を運営する「クロード・モネ財団」に寄贈したのです。
こうして白い猫は家に戻り、いまはダイニングルームのソファでのんびり眠っています。長い旅路でしたが、ふたたび自宅に戻ってきたことを喜んでいるに違いありませんね。
出典:Claude Monet’s Glazed Biscuit Kitty Cat Returns to the Artist’s Home

