子宮ポリープの症状についてよくある質問
ここまで子宮ポリープの原因・症状・治療法などを紹介しました。ここでは「子宮ポリープ」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
子宮ポリープがある場合性行為は控えた方がよいですか?
子宮頸管ポリープの場合は性行為が刺激となり出血するリスクがあります。ただ、ポリープの大きさや位置などによっては性行為によっても出血を起こさない場合があるため、性行為を控えなければならないというわけではありません。
子宮ポリープが疑われる場合どのような検査を行いますか?
子宮頸管ポリープと子宮内膜ポリープでは検査方法が少し異なります。子宮頸管ポリープは、腟鏡を使用し診察することで診断できます。子宮内膜ポリープは超音波検査やMRI、子宮鏡で検査を行います。子宮内腔に生理食塩水を注入して超音波検査を行うSHG(ソノヒステログラフィ)という検査もあります。閉経後やタモキシフェン内服中の場合には、子宮内膜組織診を行います。
編集部まとめ
子宮ポリープは無症状であることがほとんどですので、症状が出たときにはポリープが大きくなっている可能性も少なくありません。わずかではありますが、悪性の腫瘤である可能性もあります。
子宮内膜ポリープがあることで不妊症につながることもあります。定期的に婦人科で検査を行うのがよいでしょう。一度治療しても再発することもあります。

