妻の下した冷酷な決断
家に戻ると、夫は泣いて謝罪しました。
「理々子、ごめん。ウソついてごめん…離婚だけはどうか…」
「大丈夫、今は離婚する気はないの。その代わり、あなたの給料はすべて私が管理します。子どもが大きくなるまで、あなたはお小遣い制。あと、あなたは私に慰謝料を払ってちょうだいね」
姉とともに探した弁護士に相談したところ、慰謝料は、相手の女性とサトル、両方から請求できることがわかっていたのです。サトルは苦悶の表情を浮かべましたが、私にお金を渡すことを了承しました。これまで生活費としてのお金以外は自由にさせていたので、まさに地獄に落ちるような気分でしょう。
「私はあなたに頼らず生きられるようになるように自立する。そのあとは、あなたをどうするか、まだ決めていないの」
私はほのかに笑顔を浮かべました。サトルは、涙目で私の話を聞いています。サトルの不倫は、私に経済的な自立という、人生最大の目標を与えてくれたのです。
サトルは今後毎日、私たちの目を恐れ、子どもたちに尽くす、償いの生活を強いられることになります。私は女から得た慰謝料を使って、資格取得の勉強をすることにしました。いざとなったら、サトルをポイッと捨てられるようにね。
夫にとって、今回は社会的・経済的なしっぺ返しを食らったできごとだったことでしょう。私はいつか笑って「不倫夫さんさようなら」と言える日がくるまで、子育てをしながら自立を目指していくつもりです。
あとがき:真の支配者としての再出発
理々子の逆襲は、単なる復讐で終わらず、戦略的な支配へと進化しました。不倫現場での突撃は劇的な展開を迎え、決定的な動画は有利な立場に立たせます。彼女が下した「今は離婚しない」という決断は、感情論ではなく、経済的な自立という目標に基づいた極めて現実的で賢い選択です。
サトルを掌握し、自分の未来のために動くことを決めた理々子。これは、裏切り者への罰であると同時に、彼女自身の人生を再構築するための力強い再出発の宣言にも見えます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

