映画公開中の伊藤詩織さん「ファクトチェックなしに情報広がり残念」、東京新聞記者を名指し「謝罪がない」

映画公開中の伊藤詩織さん「ファクトチェックなしに情報広がり残念」、東京新聞記者を名指し「謝罪がない」

●会見前の上映会では拍手も出た

伊藤さんは会見冒頭、「2015年、私は暴行を受けました。まさにその日から10年が経ちました。12月は、第1審に勝訴してから5年の期間が経ちました」と振り返り、警察が被害届を受理していれば「ここまで公表することはありませんでした」と語った。

会見前の日本版上映会では、国内外の報道関係者が参加。上映後には拍手も出た。

●元代理人「映画は重大な人権上の問題をはらんでいる」

日本公開前日の12月11日、元代理人の西広弁護士は報道各社に「伊藤さんの映画は、重大な人権上の問題を孕んでいると言わざるを得ません。これ以上、傷つく人がでないことを願っています」などのコメントを発表していた。

今年2月にも同協会で伊藤さんの記者会見が予定されていたが、「体調不良によるドクターストップ」を理由として欠席していた。

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