病院に向かう車中で第3子を出産した優花さん。その後、出生証明書を発行してもらえない事態に陥り、退院後すぐに手続きに奔走しました。
わが子の出生証明書を発行してもらうべく、行政での手続きや書類の提出、親子関係を証明するための対応に追われた優花さん。
2週間後、ようやく出生届が受理されました。
待ちに待った瞬間が…!















産後、すぐに手続き対応に追われ、行政の窓口を訪れてから2週間後にようやくわが子の出生届が受理されました。
「ようやく終わった……!」と、ホッと胸をなでおろす優花さん。
車中での出産、膨大な手続き対応を経て、ようやく穏やかな日々が戻ってきたある日、優花さんの弟と、弟の奥さんが自宅を訪ねてきました。
弟の奥さんは妊娠8カ月の妊婦さんで、2人そろって優花さんと赤ちゃんの様子を見に来てくれたそう。
優花さんは弟の「知り合いは一人目を6時間で産んだ」「義母も義姉も安産だったらしいから大丈夫」といった発言から、弟の出産に対する楽観的な考え方を察知。
妊婦の奥さんもどこか夫の言葉に不安を感じている様子……。
そんな奥さんに対して優花さんは「こんな弟でごめんなさい」と謝るのでした。
出産は決して「何とかなる」ものではなく、母子ともに命の危険と隣り合わせの出来事です。だからこそ優花さんは、「出産は何事もなく終わるもの」と軽く考えている弟に対して憤りを感じます。もうすぐ父親になる弟には、しっかりと命の重みを理解し、妊娠中の妻に寄り添い、覚悟と責任を持って出産に向き合う姿勢を持ってほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター あおば
