伊藤詩織さん、防犯カメラの映像は「不可欠だった」 元代理人の指摘には「事実ではない」海外メディアに向けて会見

伊藤詩織さん、防犯カメラの映像は「不可欠だった」 元代理人の指摘には「事実ではない」海外メディアに向けて会見

●安倍首相銃撃事件に関連した質問も

伊藤さんの性被害訴訟をめぐっては、最高裁が2022年7月、被告側の上告を退け、伊藤さんを勝訴とした控訴審判決が確定した。その日は、安倍晋三元首相の銃撃事件と重なる。これに関連した質問もあった。

伊藤さんは、その日のことはよく覚えているとし、「私たちの勝利の日と、暗殺の日が重なったのは偶然です」とした。

●性被害訴訟の元代理人は「映画は重大な人権上の問題をはらんでいる」と指摘

日本公開前日の12月11日、元代理人の西広弁護士は報道各社に「伊藤さんの映画は、重大な人権上の問題を孕んでいると言わざるを得ません。これ以上、傷つく人がでないことを願っています」などのコメントを発表していた。

今年2月にも同協会で伊藤さんの記者会見が予定されていたが、「体調不良によるドクターストップ」を理由として欠席していた。

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