「ビタミンB6」サプリメントを”過剰摂取”すると現れる症状とは?管理栄養士が解説!

「ビタミンB6」サプリメントを”過剰摂取”すると現れる症状とは?管理栄養士が解説!

ビタミンB6を過剰摂取するとどうなる?メディカルドック監修医がビタミンB6の一日の摂取量・効果・過剰摂取すると現れる副作用・対処法・効率的な摂取方法などを解説します。

長井 彩子

監修管理栄養士:
長井 彩子(管理栄養士)

2009年、管理栄養士国家試験事業スタート。2015年、(一社)管理栄養士地位向上協会を設立。2019年、日本栄養士会の認定を受け、認定栄養ケア・ステーション ファンスタディを設立。公衆栄養活動などを推進し、現在に至る。

「ビタミンB6」とは?

「ビタミンB6」とは?

ビタミンB6は、ピリドキシン・ピリドキサール・ピリドキサミンといった複数の化合物の総称で、いずれも体内でビタミンB6としての活性を持ちます。食品中では、主にリン酸化された形やたんぱく質と結合した形で存在し、調理や消化の過程で分解され、吸収されやすい形へと変化します。体内では、補酵素としてアミノ酸の代謝をはじめ、神経伝達物質の合成、赤血球中のヘモグロビンの生成、免疫機能の維持、皮膚の健康維持、脂質代謝など、さまざまな生理機能に関与しています。

ビタミンB6の一日の摂取量

ビタミンB6の一日の摂取量

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人男性の推奨量は1.4~1.5mg/日、成人女性は1.2mg/日とされています。妊婦・授乳婦はさらに付加量が必要です。耐容上限量(健康への悪影響が出ない最大摂取量)は45〜60mg/日とされています。

配信元: Medical DOC

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