「ナトリウムを過剰摂取すると現れる5つの症状」はご存知ですか?管理栄養士が徹底解説!

「ナトリウムを過剰摂取すると現れる5つの症状」はご存知ですか?管理栄養士が徹底解説!

ナトリウムを過剰摂取すると現れる症状とは?Medical DOC監修医が一日の摂取量・効果などを解説します。

※この記事はMedical DOCにて『「ナトリウムが不足すると現れる5つの症状」はご存知ですか?管理栄養士が徹底解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

衞藤 しおり

監修管理栄養士:
衞藤 しおり(管理栄養士)

料理教室で製菓・製パン・料理講師として大学在学中から、約10年ほど従事する。結婚と出産を機に、保育園栄養士、小学校栄養士を経験し、管理栄養士を取得する。家族や自身の体調不良をきっかけに、分子栄養学に興味を持つ。現在では、管理栄養士として特定保健指導や、子ども料理教室、子ども食堂に携わりながら、分子栄養学に関する学びや活動を続けている。

「ナトリウム」とは?

「ナトリウム」とは?

体内の水分バランスや神経伝達、筋肉の収縮などに関与する重要な栄養素です。体内の3分の1は骨、残りは多くが細胞外液に含まれています。通常の食事をしていれば、ナトリウムが不足することはありません。

ナトリウムの一日の摂取量

ナトリウムの一日の摂取量

一日の摂取量について ナトリウムの摂取基準(※日本人の食事摂取基準2025年版より)は、以下のとおり設定されています。
【目標量(食塩相当量/日)】
成人18歳以上男性:7.5g未満
成人18歳以上女性:6.5g未満
高血圧予防対象者:6.0g未満
※目標量とは、生活習慣病の予防を目的とした望ましい摂取量の上限を示します。
なお、適切な身体機能を維持するために必要な最低限のナトリウム摂取量については、十分に定義されていませんが、世界保健機関(WHO)のガイドラインでは、おそらく200~500mg/日程度で足りると推定されています。
つまり、生理的な必要最小限は極めて少ない一方で、現実の食事では摂取過剰になりやすいため、適切なコントロールが求められます。

配信元: Medical DOC

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