3.テリトリーの確認
猫は縄張り意識の高い動物です。自分のにおいをつけることで縄張りを主張しています。家の中であちこちにスリスリしているのは、そんなわけなのです。
猫がにおいをつけるのは「物」だけではありません。「人間」もそのひとつ。飼い主さんにスリスリして「自分の物!」と主張しているのです。
飼い主さんのにおいを嗅いでいつもと同じなら安心します。でも、帰宅後や入浴後はにおいが薄れたり、知らないにおいがしているのでしょう。執拗ににおいを嗅いだり、スリスリしてきます。猫のテリトリーにされちゃうなんて、ちょっと嬉しいですね。
4.要求がある
飼い主さんに対して要求があるときも、猫がにおいを嗅いでくることがあります。多いのは「ごはん」や「おやつ」かもしれませんね。他にも「遊んでほしい」や「トイレをきれいにして」などが考えられます。
特にお腹がすいているときは、まず自分の食器のにおいを嗅いでから飼い主さんのところへ来ることも。これはわかりやすくてほほ笑ましい要求ですね。
飼い主さんに甘えたくなるとにおいを嗅ぐという猫もいます。そんなときは、たくさん撫でてあげてくださいね。

