【トップインタビュー】Wolt Japan代表 ナタリア・ヒザニシヴィリ氏、日本の市場を分析「“フードデリバリーは贅沢品”という意識を変えるため取り組む」

【トップインタビュー】Wolt Japan代表 ナタリア・ヒザニシヴィリ氏、日本の市場を分析「“フードデリバリーは贅沢品”という意識を変えるため取り組む」

〈手頃な価格でサービスを提供しデリバリーの浸透へ〉

――今後、日本のデリバリー市場でどういった点に注力しますか。

やはり価格です。ここが一番今まで難しかったポイントであり、一番大きなチャンスが生まれるポイントでもあるからです。

私たちが開始した「デリバリーなのに店頭価格」は、今では市場の主流になりつつあります。「デリバリーなのに店頭価格」がフードデリバリー業界の当たり前になるよう、より多くの地域にこの取り組みを広げるとともに、参加してくれるお店の数を増やしていきたいと思っています。

また、今年新たに開始した「タイムセール」についても、より広いエリアで展開できるようにしたいと考えています。

デリバリーは贅沢なサービスだというお客様の認識は根強く、そうしたお客様の考え方を変えるのは時間がかかると思っています。我々が取り組むべきことは、こうした意識を変えることです。手頃な価格で皆様にサービスを提供し、より多くの方にWoltを試してもらいたいと思っています。

タイムセールの様子

提供元

プロフィール画像

食品産業新聞社ニュースWEB

食品産業新聞社ニュースWEBは、食品に特化した専門ニュースサイトです。食品産業全般を対象に、酒類・飲料、畜産、米・麦、大豆・油糧、冷凍食品、乳製品、調味料、菓子、外食、給食、流通など、あらゆる分野の最新ニュースや役に立つ情報をお届けします。