■意地悪な質問を投げかけてくる面接官に?

4コマ漫画を投稿する尊木さん。なかでも一番バズった作品は、13.8万を超えるいいねがついた『圧迫面接』(2025年12月8日時点)だ。圧迫面接とは、面接官が威圧的な態度をとったり、意地悪な質問を投げかけるなどして相手にプレッシャーをかけ、どう回答するのか人間性を見極める面接手法。面接に来た男性に面接官が「学生時代、何やってたの?君、ちょっとレベルが低すぎるんだよね」と言う。男性はそう言われると、突然席を立った。面接官は追い打ちをかけるように、「まだ面接終わってないよ。この程度のプレッシャーに耐えられなくてどうすんの?」と言った。

あえて煽るような言葉を使う面接官。立ち上がった男性は、面接会場を去ると思わせながら、静かに入口のカギを閉めた…ところで本作は幕を閉じる。その後の展開は読者に委ねており、「この後、子どもには見せられないシーンが始まる」「未だにやってる会社がもしあるならブラックで間違いない」など8000を超えるコメントがついた。
尊木さんが4コマ漫画を描き始めたきっかけは、「元々お笑いやおもしろいことが好きで、自分も何か表現する趣味が欲しいと思ったことです」と話す。特にお気に入りの作品を聞くと、『カキフライ』『海そして』『一人暮らし』という。理由は、「どれも、登場人物の表情をうまく表現できたのと、おもしろいものが描けたと思ったからです」と話すように「特に登場人物の表情」にこだわりを持って描いているそうだ。現在はオモコロで連載中。「オモコロというサイトで漫画を載せていただいています。ぜひ読んでください!」
取材協力:尊木(@_toutoki)
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