アーマード・コア(AC)シリーズのプラモデルに“あれもこれも”と改修を加えて塗装を施す動画が、YouTubeに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で3000回を超えています。
徹底的に改修&塗装
動画が投稿されたのは、プラモデルを独自に塗装したり、模型用の道具をレビューしたりしているYouTubeチャンネル「プラモ塗装フルスクラッチやろう是」。以前には戦闘機のプラモデルを題材にして、初心者に水性塗料を使った塗装方法を紹介する動画が話題となりました。
今回の題材は、ゲーム『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』に登場する機体「オープンフェイス」のプラモデル。パーツ数は多くありませんが、全体的にサイズは大きく他のACのプラモデルよりもボリューミーです。
このキットにあるビームランスのエフェクトパーツに電飾を仕込んだり、スタンガンの合わせ目を消したりといった改修作業を実施。塗装も合わせて行います。
合わせ目には流し込みセメントを使い、大きく開いているジョイント穴はプラスチック板(プラ板)で埋めた後、丁寧にヤスリがけ。腕と太ももの合わせ目は消さずスジボリ用の工具で彫り込み、機体のディテールアップに利用しました。
持ち手となっている左手の穴がやや大きいため、より自然な見た目になるよう改造。不要な部分はナイフでカットし、逆に足りない場所はエポキシパテを盛り付けて形を整えます。パテが乾いたらさらに削り、サーフェイサーを吹き付けて表面を研磨。「軽く握った手」に仕上げました。
本来の姿に近づける
右肩にあるキャノン砲(通称ワーム砲)は元からある分厚い板状のパーツを切り落とし、薄いプラ板に置換。合わせてタガネで掘ったり、プラ製の材料を付け加えたりして、キット化にあたりデフォルメされた部分を本来の姿へ近づけていきます。
肉抜きが施されているハンガーパーツが気になるため、プラ版とプラスチック粘土、UVレジンを組み合わせて「肉抜き部分のフタ」を作成。粘土で型を作ったので今後もフタを作ろうと思ったら、樹脂を型へ流し込めば簡単に用意できます。
頭部のアンテナは取り除き、代わりに真ちゅう線をセット。目の部分はボールジョイント自体にLEDを仕込んで電飾化します。動画が長くなってしまうため、目を改造する様子とビームランスの電飾化の映像はカット。後日、メンバー限定の動画で公開するそうです。

