
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、『友達が大きかった話』を紹介する。作者のしょうゆさんが、11月2日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、1万件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、しょうゆさんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■取りたい本が届かない男の子が頼んだ相手は

本棚の上にある本を取りたい笹本。“取りたいけど僕の身長じゃ届かなそう”と考えた彼は、届く人に頼むことにした。頼んだ相手は、隣の席の吉高さん。笹本より背が高い彼女は、「どれ欲しいの」と聞いて本を取ってあげる。
本を取る際に、吉高さんに触れられた笹本はドキドキしながらも「助かりました!!」とお礼を言う。しかし、吉高さんが“次は「友達」に頼みなよ〜”と伝えると、笹本は「じゃあ僕間違ってない…」と言って…。
このエピソードを読んだ人たちからは、「ニッコリしちゃう」「両方ともかわいい」「清らかな気持ちになれた」「とても良い」など、多くのコメントが寄せられている。
■作者・しょうゆさん「憧れみたいなものを想像しながらお話を作っています」

――『友達が大きかった話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
以前から創作していたシリーズの日常編としてサクッと読めるお話が描きたいと思ったのがきっかけです。
――本作では、吉高さんが友達と言われて嬉しそうな表情が非常に印象的でした。本作を描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあればお教えください。
普段の吉高さんはクールで感情表現もあまり得意では無いキャラクターなのですが、自分が気に入っている人に対してだけは怒ったり照れたりしてしまうそのギャップを楽しんでもらえたらいいなと思っています!
――本作は2022年から描かれているシリーズですが、特に気に入っているエピソードがあれば、理由と共にお教えください。
主人公と吉高さんが屋上で会うお話があるのですが、1話以上に2人が接近しているそのドキドキ感が描いていて楽しかったです!
――普段作品のストーリーはどのようなところから着想を得ているのでしょうか?
学生の頃の自分が感じていたものだったり、大人になってから「こんな人がクラスにいたら楽しかっただろうな…」という憧れみたいなものを想像しながらお話を作っています。
――しょうゆさんの作品は、1.2ページと短いながらもシチュエーションが想像しやすく、スムーズに世界観に引き込まれます。作画の際にこだわっていることや、特に意識していることはありますか?
SNSに投稿するお話なのであまり長く無い方が読みやすいのかなと思っています。こだわりはとにかく、吉高さんを美人でかわいく描きたい!これに尽きます!
――今後の展望や目標をお教えください。
吉高さんのことをもっとたくさんの方に知ってもらって、好きになってもらえたら嬉しいなと思っています!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
これからも読んでくださると嬉しいです!

