98.0%が「物価上昇を感じる」と回答、最も強く感じるのは「食費」

2025年の物価上昇について、アンケート回答者の98.0%が「物価上昇を感じている」と回答しました。

また、物価上昇を最も強く感じる費目として1位「食費(72.3%)」、2位「外食費(16.4%)」、3位「趣味・娯楽費(2.7%)」という結果となりました。
過去3年間(2022年〜2024年)の同調査では、物価上昇や円安を理由に「増えた」と感じる支出を調査していましたが、「食費」が最も増えたという同様の傾向が見られました。
日々の食材の買い物が、最も物価上昇を感じやすい場面であり、家計への影響も大きいと推察されます。

生成AIの活用状況について、アンケート回答者の72.0%が日頃生成AIを活用しており、「無料で使っている」と回答したのは57.4%、「有料で使っている」と回答したのは14.6%でした。

また、日頃生成AIを活用している人のうち、お金に関する情報収集や、意思決定のための相談に活用している人は52.7%という結果に。
年代別では、20代、そして30代の50%以上が、お金の情報収集や相談に生成AIを活用し、他年代よりも比較的高い傾向にあることがわかりました。

生成AIの活用内容は、1位「投資銘柄や市場分析(47.8%)」、2位「税制・控除の計算(40.1%)」、3位「投資戦略の立案・具体化(39.0%)」が上位にあがり、生成AIを投資に関連する情報収集や意思決定に向けた相談に積極的に活用していることがわかりました。
共働き世帯の過半数が、お互いの収入について「具体的な金額まで把握」
「マネーフォワード ME」では2025年9月に夫婦・パートナーといった「ふたり」で家計管理ができる「シェアボード」機能(※1)を提供開始したことから、2025年の共働き世帯のお金についても調査を行いました。

共働き世帯であるアンケート回答者のうち、51.6%が「互いの具体的な収入金額まで知っている」と回答し、43.1%が「おおよその金額を知っている」と回答。

また、共働き世帯の家計管理術として、「費目ごとに支払い分担(31.2%)」が主流となっており、多くの人が「個人のお金」と「ふたりのお金」の両方を管理している状況であると考えられます。

なお、共働き世帯の暮らしをラクにするために特にお金をかけている項目として、1位「食(外食・宅配・ネットスーパー等)(59.3%)」、2位「家電(時短に繋がるロボット掃除機・食洗機等)(26.8%)」、3位「住居(職場に近い物件に引っ越す等)(12.5%)」という結果になり、毎日準備が必要な「食」に関連する手間を軽くしようという傾向が見られました。
