今年のボーナスの使い道は? 22年1位は「貯蓄に回す」だったが…今年の1位が今っぽい!

2025年のボーナスについて、およそ4割が「投資へ回す」

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2025年のボーナス支給があるアンケート回答者が検討している使い道は、1位「投資に回す(39.1%)」、2位「貯蓄へ回す(22.6%)」、3位「趣味・娯楽費(16.5%)」でした。

過去3年の同調査では、2022年は「貯蓄に回す」が1位でしたが、2023年以降は「投資に回す」が首位になっています。

特に2023年は、新NISA制度スタート前の1年として、多くの人が投資へ踏み出した年でもあり、資産を増やしていく意識がこの2年間で強まっていると推察されます。

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また、2026年に身につけたい金融リテラシーや知識についても、1位に「投資・資産運用(39.5%)」が挙がり、次いで2位「税金(12.1%)」、3位「家計・資産管理(11.9%)」となりました。

過去3年間と比較すると、「税金」が1ランク上がり、「家計・資産管理」と入れ替わる結果となりました。

2026年に減らしたい支出は「食費」、増やしたい支出は「趣味・娯楽費」

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2026年に減らしたい支出は1位「食費(24.5%)」、2位「外食費(15.1%)」、3位「趣味・娯楽費(8.5%)」。2026年に増やしたい支出は1位「趣味・娯楽費(44.8%)」、2位「教育費(11.3%)」、3位「健康・医療費(10.2%)」という結果になりました。

過去3年の同調査でも、減らしたい支出は「食費」と、増やしたい支出は「趣味・娯楽費」が連続して1位に。特に、減らしたい支出については、物価上昇を感じやすい項目として3年連続「食費」がトップになっていることから、日々の節約対象にあがりやすいのが「食費」であると考えられます。

また、増やしたい支出1位が「趣味・娯楽費」である一方で、減らしたい支出3位にも「趣味・娯楽費」がランクインしています。

近年、自らが気に入った付加価値に対価を支払う「プレミアム消費」が増加傾向にありますが(※2)、「マネーフォワード ME」ユーザーは「趣味・娯楽費」の中でも無駄な出費は削減し、自らがお金をかけたいものへ回すなど、支出の見える化を通してメリハリのある消費判断が行われていると推察されます。

※2:野村総合研究所 2025年1月31日公開「生活者1万人アンケート(10回目)にみる日本人の価値観・消費行動の変化-コロナ禍を経た日本の生活者に戻らなかったもの-」p.31より

配信元: マイナビ子育て

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