端末に届いた「ホテル予約しちゃった♡」」→運命の人と信じた夫の“最低な裏切り”|結婚前から女がいた夫

端末に届いた「ホテル予約しちゃった♡」」→運命の人と信じた夫の“最低な裏切り”|結婚前から女がいた夫

夫の嘘を知った日

タブレット

そんなある日のこと。哲司が珍しく得意先とのゴルフで朝から出かけていたんです。リビングの隅には、彼の仕事用のiPadが置きっぱなしになっていました。

「あれ、忘れ物?」

そう思って何気なく近づいた瞬間、私の心臓は止まりました。「来週のホテル、もう予約しちゃった♡」そんなメッセージが表示されていたのです。震える手で、ロックを解除すると、女性とのやり取りが数えきれないほど…。それも、どう見ても仕事とは関係ない内容ばかり。

「かわいいね。本当は彼氏いるんじゃないの?俺と遊んでていいの?」
「あいつには友達と東京旅行って言っといた(笑)。大丈夫、にぶいやつだから」
...あいつ、きっと私のことです。

画面をスクロールする手が震えました。日付を見ると、私と婚約した後のものまでズラリと並んでいる。いいえ、それどころか、最も衝撃的なやり取りは、私と顔合わせ、そして入籍を済ませた、たった3日後のものでした。

「最高だったね、京都の温泉。新婚旅行なんて面倒で行く気失せたわ(笑)」

...新婚旅行に行かないと私に言ったあの日、彼は「友達と東京で研修がある」と私に嘘をつき、別の女性と不倫旅行に行っていたのだ。その女性とのやり取りは、まるで本気の恋人のようでした。私は床に座り込み、そのタブレットを抱きしめたまま、ただ呼吸するのを忘れていました。

私の愛は、献身は、全て、この男の人生において何だったんだろう。結婚前から、この人は私を騙していた。そう理解した瞬間、全身の力が抜けて、ショックで動けなくなりました―――。

あとがき:冷たいタブレットの真実

誰もが憧れるような甘いプロポーズの裏側で、哲司は由美子を裏切っていたという、あまりにも冷たい事実が突きつけられる回でした。由美子が仕事を変えてまで捧げた愛と献身は、脆くも崩れ去ります。

デジタルツールが普及した現代において、タブレットやスマホは不倫の決定的な証拠となりがちです。哲司が隠そうとした真実が、あっけなく彼女の手に渡ってしまった瞬間、由美子の世界は完全に一変しました。この怒りが、今後の彼女の行動を突き動かす原動力となります。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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