
山下智久と長澤まさみがダブル主演を務めた2007年放送のドラマ「プロポーズ大作戦」(フジテレビ系)。12月21日(日)まで無料配信中の第4話では高校の卒業式が描かれ、健(山下)たち仲良し5人組の青春感あふれるエピソードに視聴者からさっそく感激の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
■仲良し5人組、高校を卒業!
「プロポーズ大作戦」は、大好きな幼なじみ・吉田礼(長澤)に想いを告げられぬまま彼女の結婚式でスピーチまでする羽目になってしまった岩瀬健(山下)が、結婚式場に住む謎の“妖精”(三上博史)にやり直しの“ハレルヤチャンス”をもらい、過去に戻って恋に奮闘するラブコメディ。
妖精が言うには、どうしてもやり直したいと強く願った時、過去の写真が撮影された当時に戻り、もう一度やり直すことができるという。タイムリミットはその写真のシャッターが切られる瞬間。どうしても礼と結婚したい健は、結婚式のスライドショーに映し出される写真に戻り、自分の不甲斐ない青春をやり直す。
そんな同作が今、TVerとFODで第1話から第3話までを2026年1月11日(日)まで無料配信中。さらに、3日に1話ずつ最新話が追加され、第4話以降は各1週間ずつ無料視聴が可能だ。礼の結婚相手となる教育実習生・多田哲也(藤木直人)との出会いが描かれた第3話に続き、12月21日(日)まで無料配信中の第4話では、健と礼、仲良しグループの幹雄(平岡祐太)と尚(濱田岳)、エリ(榮倉奈々)が高校を卒業するエピソードが描かれている。
■「やっぱり、このまま終わるの嫌だ」
第4話のサブタイトルは「第2ボタンで結婚できますか」。当時、よく知らない女子に求められるまま第2ボタンをあげてしまった健。だが、せっかく得たやり直しのチャンスだ。別人に渡してしまった第2ボタンを取り返し、あらためて礼に渡して告白したい。すでに3回の“ハレルヤチャンス”で失敗している健に後はない。
健の思いはいたって真剣。だが古畑任三郎のモノマネをして第2ボタンがないことを隠そうとしたり、調子に乗って長州小力のモノマネまでして「そっか、まだ長州小力ブレイク前か…」と一人ツッコミしたりと、その行動はコメディ色満載。
そんな“お決まり”になりつつある告白失敗エピソードに、第4話では高校の卒業式という節目が重なっている。卒業式を終えて学校を一度は出た後、行きつけのカフェでだべっていた仲良し5人組は「やっぱり、このまま終わるの嫌だ」「やり残してることまだいっぱいある気がする!」と再び学校へ。校長室でふざけ倒し、理科室の実験器具でコーヒーを淹れて乾杯し、校庭の桜の木の下にタイムカプセルを埋め…と、思いつく“青春っぽいこと”を一つひとつ5人で体験していく。バックには主題歌でもある桑田佳祐「明日晴れるかな」が流れ、儚く眩しい青春の1ページを彩っていく。
■青春感満載の“マネージャー卒業式”に「キュンキュンした!」
そしてクライマックスは、すでに日が暮れた校庭でのエリと礼の“野球部マネージャー卒業式”。白紙の卒業証書を手に、真心のこもった感謝の言葉を述べる健の真っすぐな眼差し。そして目に涙を溜めながらその言葉を聞く礼。次第に健の瞳も涙で潤んでくるーー。
コミカルでテンポよく展開しながらも思わずほろりとしてしまう青春感あふれる“高校卒業式回”に、視聴者からも感動の声が続々。「第2ボタンの回、大好きだった!!」「めちゃくちゃキュンキュンするし最高に泣ける。これがエモいの感情か…」「このドラマ、コメディだと思ってたけどこんなに泣けるやつだった?」などの声でにぎわっている。
12月18日(木)から無料配信が開始される第5話では、大学1年生の春を迎えた健と礼のエピソードが描かれる。なお、FODプレミアムでは「プロポーズ大作戦」を全話独占配信中。健の“人生最後の恋のやり直し”を一気見することができる。

