血圧測定で「下の血圧が100を超えたら」どうなる?医師がリスクや対処法を解説!

血圧測定で「下の血圧が100を超えたら」どうなる?医師がリスクや対処法を解説!

下の血圧が100を超えたらどうすべき?メディカルドック監修医が主な原因や考えられる病気・対処法などを解説します。

大沼 善正

監修医師:
大沼 善正(医師)

昭和大学医学部卒業。昭和大学病院、関東労災病院を経て、現在はイムス富士見総合病院勤務。総合内科専門医、循環器専門医、不整脈専門医、医学博士。

血圧の上(収縮期血圧)と下(拡張期血圧)の違いは?

動脈には、心臓から血液が送り出されることで、常にある程度の圧力がかかっています。
これを「血圧」といいます。

収縮期血圧(上の血圧):心臓がギュッと収縮して血液を押し出すときの最も高い圧

拡張期血圧(下の血圧):心臓が拡張して休んでいる間の最も低い圧

「上」と「下」は心臓の拍動サイクルの中の最大値と最小値の違いです。

血圧の下(拡張期血圧)の基準値・正常値は?

下の血圧(拡張期血圧)の正常値
診察室血圧:80mmHg未満
家庭血圧:75mmHg未満

高血圧と診断される基準(拡張期血圧)
診察室血圧:90mmHg以上(80–89は「高値血圧」)
家庭血圧:85mmHg以上(75–84は「高値血圧」)

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。