体験学習から誕生した“まだこの世にないパン”

「みたらしコッペ」はN高グループ・N中等部が「ダイヤ」の協力で実施した体験学習プログラム「『こんなの、あり!?』なパンを君の手で!!」で考案。全国からパン好き中高生が集結して“まだこの世にないパン”の企画開発にチャレンジした。6月に計7回にわたって行われた体験学習プログラムには、N高グループ、N中等部の生徒38名が参加。3日間のオンライン講義&ワークショップ、2日間の現地体験(工場見学・製造体験、店舗での市場調査)を経て、参加生徒が8チームに分かれ商品企画、中間発表、ブラッシュアップ、商品アイデアの発表会を行った。

「みたらしコッペ」を考案したチームでは30~40代女性をメインターゲットに設定。“ご褒美に買いたくなるパン”として、パイ生地をミルフィーユ状に重ねたいちごサンドを企画していたが、中間発表で製造行程の複雑さから「製造ラインに乗らない!」とダメ出しされて方向転換。既存の商品を参考にダイヤの製造ラインで採用できそうな生地・形状を再検討するなど、新たな風味・素材の案をいくつも出してアイデアを練り直し、クックハウスのパン生地やクリームと相性が良く、パンと組み合わせた時に意外性がある「みたらし団子」をモチーフに選んだ。

生徒が企画した商品アイデアのうち「みたらしコッペ」を含む4件が、ダイヤの製造担当者のブラッシュアップを経て商品化会議にエントリー。「みたらしコッペ」はベースの素材はそのままに、よりお団子をイメージしやすい形にするなど、アレンジが加えられて完成した。
「みたらしコッペ」を考案した、卜部仁さん(S高等学校2年)、小林建登さん(N高等学校1年)、津川眞梨子さん(N高等学校1年)、東本杏樹さん(N中等部2年)は、今回のプログラムを通じて、パンが販売されるまでたくさんの工程や工夫があることに初めて気づいたという。生徒たちは「商品化していただき、とても嬉しく、感動しました。みたらし×パンというアイデアに辿り着くことができたのは、諦めずにアイデアを模索し続けた『パンへの愛』だと思います!(一部抜粋)」とコメントしている。
「みたらしコッペ」は2026年1月2日(金)~1月31日(土)の期間限定で、クックハウス全店にて販売される予定だ。頑張った日のご褒美に、お団子型パン×ホイップ×きなこ×とろ~りタレの「みたらしコッペ」を味わってみては。
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(夏木里緒)
