「ビタミンB12が不足すると現れる5つの症状」はご存知ですか?不足する原因も解説!

「ビタミンB12が不足すると現れる5つの症状」はご存知ですか?不足する原因も解説!

ビタミンB12が不足する原因

ビタミンB12が不足する原因

食事からの吸収不全

ビタミンB12は胃の壁細胞から分泌される内因子と結合し小腸に運ばれて吸収されます。
胃や小腸の疾患・外科的切除後や高齢者などで胃酸が十分に分泌されない場合はビタミンB12の吸収が低下し不足する原因となることもあります。

食事からの摂取不足

ビタミンB12は動物性食品が主な供給源になります。
食欲不振や消化機能低下している高齢者、歯の咬合や食事制限がある方、菜食主義者などは動物性食品の摂取不足により不足する原因となります。

肝臓での貯蔵不足

体内のビタミンB12は肝臓に十分な量が蓄えられています。摂取しなくなった場合でも3〜5年間は必要量を維持することができます。
肝臓に疾患がある場合には貯蔵が妨げられ不足する原因になります。

薬剤による吸収阻害

ビタミンB12は薬剤と相互作用を起こし吸収阻害や体内での使用を妨げる可能性があります。
特定の薬剤の使用(制酸薬・糖尿病薬など)によりビタミンB12の吸収が阻害されます。

「ビタミンB12が不足すると現れる症状」についてよくある質問

「ビタミンB12が不足すると現れる症状」についてよくある質問

ここまでビタミンB12が不足すると現れる症状を紹介しました。ここでは「ビタミンB12が不足すると現れる症状」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

ビタミンB12が不足すると、どんな病気を発症しやすいですか?

大隅 加奈子

巨赤芽球性貧血や脊髄及び脳の白質障害、末梢神経障害、動脈硬化症、アルツハイマー病などを発症します。

ビタミンB12が不足すると体はどんなサインを発しますか?

大隅 加奈子

・巨赤芽球性貧血
動機や息切れ、疲れやすさ、ハンター舌炎、味覚障害、舌の痛みなど
・脊髄及び脳の白質障害
歩行時のふらつき、口のもつれ、物忘れ、動作緩慢など
・末梢神経障害
手足のしびれや痛み、筋力低下、感覚の違和感など

配信元: Medical DOC

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