両親の前で「中トロなし」の嫁いびり→さらに露骨な対応が数年後も続き…

息子が生まれて1カ月経ったころ、両家でお宮参りに行きました。その後の食事会について、義母から「準備が大変だろうから」と提案があり、義実家でお世話になることに。しかし本当の理由は、外食や私の実家での食事会だと、車を運転する義母がお酒が飲めないからという理由だったようです。
義母は1人分ずつお寿司を購入してくれたのですが、1つだけ違うものが。帰ってからお皿に移すと、「嫁ちゃんはこれでいいよね? 」と中トロの入っていないものを渡されました。主役は生後1カ月の息子で、その子を2日かけて出産したのは私なのに、この扱いに悲しくなりました。母が「食べきれないからあげるよ」と中トロをくれました。母は中トロが好きなので、私のお皿に入っていないことに気づいたのかもしれません。
あれから数年経った今も、特に仲が悪いわけではありませんが、遊びに行くと毎回私だけ違うお皿とコップが用意されています。義両親と夫、息子の4人は同じものなのに。自分の息子である夫と、孫である息子のことが大事なのはよくわかりますが、だからといってこんな形で区別してくるなんて、本当に驚きです。私にも口ではやさしいことを言ってくれますが、所詮「嫁は嫁」と思われているのだと感じています。
以前よりは少し疎遠気味になりましたが、息子が結婚したらお嫁さんには絶対にこんなことはしたくないと思います。
著者:宮川 亜沙子/50代女性・パート/17歳の息子を育てる母。現在、子どもに関係する仕事をしている。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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義母の何気ないひと言や行動が、「いびり」と感じられることがありますよね。遠慮して指摘しづらい相手だからこそ、モヤモヤを抱え込み、ストレスにつながることも。「私が気にしすぎかも」「これくらい我慢しなきゃ」と思いがちですが、嫌だったと感じたときは、自分の気持ちを信頼できる人に打ち明けて心を軽くすることも大切です。
いかがでしたか? 今回は、義実家で「なんだか私だけ違う…」と違和感を覚えたエピソードをご紹介しました。悪気がなかったとしても、ひとりだけ違う対応をされると、どうしても気になりますし、後々まで心に引っかかるものです。我慢するのがつらい場合には、ご主人に相談するなどして、状況に応じて毅然とした対応をとることも選択肢のひとつかもしれません。

