非小細胞肺がんの前兆や初期症状について
非小細胞肺がんは、無症状の期間が長く、進行してから症状が現れることが多いです。
主な症状には咳、血痰、胸背部の痛み、呼吸困難、嗄声、全身倦怠感などが挙げられます。
咳は初期段階で多く見られ、腫瘍や感染症が原因で悪化することも多いです。
血痰は腫瘍が気管支や血管に浸潤することで生じ、早期に現れる場合もあります。
胸背部の痛みは、腫瘍が胸膜や神経に浸潤することで強い痛みを感じる可能性があります。
呼吸困難は気道の圧迫や無気肺、胸水の貯留により発生し、体内が酸素不足になることで起こります。
嗄声は喉の神経が腫瘍に圧迫され、声帯が麻痺することで生じます。
非小細胞肺がんの症状が進行すると、体重減少や倦怠感など全身症状も現れ、生活の質に影響を与えます。
非小細胞肺がんの検査・診断
非小細胞肺がんの診断は、がんの種類や進行度、広がりを正確に把握するためにさまざまな検査が行われます。胸部CTやMRIを用いた画像診断や、腫瘍の性質を確認する気管支鏡検査や生検、がんの活動度を測定するPET-CTなどを行います。
画像検査
CTとMRIは体内の臓器や組織を詳細に画像化する検査です。またPET-CTでは病変を可視化することで、転移や広がりを確認することができます。
気管支鏡検査、生検
気管支鏡を使って気道を直接観察し、必要に応じて組織を採取する検査です。
腫瘍の性質を詳しく確認するために行われます。
生検とは腫瘍の一部を採取し、顕微鏡で詳しく調べることで、がんの種類や進行度を診断する検査です。
確定診断を行うための重要な手段であり、がん細胞の有無や組織型を確認して適切な治療方針を決定します。
腫瘍マーカー
腫瘍マーカーは血液中の特定の物質を調べる検査で、がんの進行状況や治療効果を把握するのに役立ちます。
非小細胞肺がんでは「CEA」や「CYFRA21-1」などが指標として使われます。

