血圧を上げる原因を一つずつ取り除くことが、改善への近道です。ストレスや睡眠不足、そして塩分の取りすぎなど、日常生活に潜む要因を見直すだけで、血圧を効果的にコントロールできる場合があります。では、具体的にはどんな工夫が必要なのか、河西先生にお聞きしました。

監修医師:
河西 研一(河西クリニック)
金沢医科大学医学部卒業、医学博士。いくつかの病院での研鑽を経て、横浜市磯子区の林内科に勤務。2002年からは副院長に就任。2005年、熱海市に河西内科循環器科クリニックを開業、現在に至る。1989年に慶應義塾大学理工学部機械工学科を卒業後、バブル期に会社員を経て金沢医科大学医学部に編入学という異色の経歴を持つ。2018年11月に、専門性の高い複数のクリニックが入るクリニックビルの事実上のオーナーとなり、日本初の多施設共通受付・自動会計システムを導入するなど、医療を通じて様々なことにチャレンジしている。
編集部
血圧を下げるために効果的な方法はありますか?
河西先生
血圧が上がる原因を一つずつ取り除いていくことがポイントになります。その一つが、過度のストレスにより、交感神経が刺激されて優位になることです。その場合は、ストレスの原因を取り除いてリラックスする工夫をしたり、睡眠をしっかりとることで副交感神経が優位になるようにすることが大切です。
編集部
塩分の取りすぎもダメなんですよね?
河西先生
その通りです。塩分の取りすぎは血圧を上げる主要因ですから、普段から塩分を摂りすぎる傾向のある方は、減塩を心がけましょう。とくに日本人は塩分に対する感受性が高いうえ、世界的にみても、日本人の塩分摂取量は断トツに高くなっています。それでも、最近は全体的な摂取量は減ってはきているようですけどね。
※この記事はメディカルドックにて【脳卒中リスクが8.5倍!? 高血圧で病気リスクはどれくらい変わる?】と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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