「共働き子育てしやすい街」ランキング! 2位は「松戸市(千葉県)」と「福生市(東京都)」、1位は?

「共働き子育てしやすい街」ランキング! 2位は「松戸市(千葉県)」と「福生市(東京都)」、1位は?

 働き方と家庭生活のバランスが問われる時代。共働き家庭が安心して子育てできる街では、生活を支えるさまざまな取り組みが行われています。

 日経BPが運営する「日経クロスウーマン」と日本経済新聞社は、「自治体の子育て支援制度に関する調査」を実施し、2025年版「共働き子育てしやすい街ランキング」を発表しました。

 共働き子育てしやすいと評価された全国の自治体はどこだったのでしょうか。ランキングを見ていきましょう。

(出典元:日経BP「2025年版『共働き子育てしやすい街ランキング』」)

第2位:松戸市(千葉県)

 同率での第2位となったのは、「松戸市(千葉県)」でした。千葉県の北西部に位置する松戸市は、江戸時代に水戸街道の宿場町として栄え、徳川家ゆかりの歴史的な名所が多く残る地域。東京都心から20キロメートル圏内にあり、交通アクセスに優れることから都心のベッドタウンとして発展してきました。松戸市下矢切と東京都柴又を結ぶ江戸川唯一の渡し舟「矢切の渡し」でも知られています。

 松戸市では、市内28カ所の地域子育て拠点に市認定の子育てコーディネーターが常駐。子育て相談はもちろん、そのうち7カ所では乳幼児の一時預かりも実施しています。保育インフラに余裕があるほか、「多胎児家庭支援タクシー利用料助成」や「多胎児用ベビーカー購入費助成」など、双子などがいる多胎児家庭への支援に力を入れているところも魅力です。

第2位:福生市(東京都)

 同じく第2位となったのは、「福生市(東京都)」でした。東京都の西部に位置する福生市は、全国で3番目に小さい市で、市の約3分の1を「横田米軍基地」が占める地域です。米軍関係者向けに発展した個性的な店が並ぶなど、異文化の雰囲気が漂う街並みが特徴。交通アクセスも良好で、鉄道の各駅から半径1キロ以内に市域のほとんどが収まるため、生活しやすいところも魅力です。

 福生市では、保育所などの3~5歳クラスの給食費を無償化しているほか、市内全ての保育所で医療的ケア児の受け入れが可能。外国籍の保護者が多いため、保育所などにテレビ電話多言語通訳サービス用の端末を貸し出しています。また、保育所・幼稚園・小学校を円滑に接続し、幼児教育の充実を図っているほか、学童保育では19時以降も預かり可能で、夕食を提供してくれるところがあるのも魅力です。

配信元: ねとらぼ

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