■子どもが完食できるお弁当が大事
せっかく作ったお弁当を子どもが食べてくれないと、親としてもしょんぼりしてしまいますよね。ただ、限られた時間でしっかりごはんを食べることは、実はなかなかハードルが高いものです。
小さいうちは特に、お弁当の食べやすさを重視してあげ、「完食できた!」と自信をつけさせてあげることが大事。好きなものだけだと栄養バランスが……と気になるかもしれませんが、朝昼晩とごはんの機会はありますから、お弁当1回で完璧なバランスにする必要はありません。まずは食べる楽しみと完食の自信を持てれば大成功です。
おかずは子どもの好きなもの、食べやすいものでOK。お弁当で新しい味に挑戦するのは、子どもによってはとてもハードルが高く、できればおうちで食べられるか様子を見てからにしたほうがいいでしょう。
食べているときにポロポロこぼれるのを気にする子もいます。お友達の前では格好よく、上手にしたいと思っている子は多いです。こぼれやすいものはお肉で巻いたり、卵でまとめたり、ご飯に混ぜたりして食べやすさを意識しましょう。
また、飲み込んで喉を詰まらせることがないよう、プチトマトや大きいサイズのブドウなどは1/4程度にカットするなど、噛み切りやすく喉に詰まりにくい形にしましょう。そもそも子どもは噛む力がまだ十分ではないので、お肉はひと口サイズにカット、海苔は厚みの薄いものにしたり、一度ちぎって貼ったり……と、少し柔らかめにしたり、噛み切りやすい状態にしてあげると食べやすくなります。
そして基本的にお弁当はすぐに食べるものではなく、朝作ってお昼に食べることが多いですよね。でき立てはおいしくても、冷めるとおいしくないメニューもあります。冷めた時においしい味つけになっているかな? と考えて仕上げてみてください。水分が徐々に出てくるものはしっかり水気を切ってから調味料を加えると、味が損なわれにくくなります。
参照:
お弁当時間が楽しみになる♪ 子どもが食べやすい園弁のポイント3つ
(マイナビ子育て編集部)
