【割れちゃった…を防止】れんこんは○○○○すればスパッと切れる!シャキシャキ感もキープ♪【青髪のテツ】

【割れちゃった…を防止】れんこんは○○○○すればスパッと切れる!シャキシャキ感もキープ♪【青髪のテツ】

こんにちは、スーパー青果部の青髪のテツです。今回のテーマは、シャキシャキとした食感が魅力の「れんこん」。この根菜は硬くて切りにくく、力ずくで切ると割れることもあり…調理するとき地味にストレスなんですよね~。しかし、ひと工夫するだけで驚くほどスムーズに、綺麗に切れるようになるんですよ。というわけで、その裏ワザや、割れにくくなる理由、食感への影響などをまとめて紹介します!

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冬は根菜がおいしくなる季節ですが、その中でも「れんこん」は、シャキシャキした食感がおいしい野菜。
きんぴらに煮物に、大活躍してくれます。



でも、調理時に「スライスしづらい」という欠点があります。
生のれんこんを包丁で押し切ろうとすると、バキバキっと割れてしまう…。なんてこと、ありますよね~。


薄くスライスしようとすると途中でパキっと割れがち…。

なぜ割れやすいのかというと、れんこんの細胞壁と繊維質の強さにあります。
生のまま切ろうとすると、硬い繊維が抵抗となり、包丁を押し当てた圧力でヒビや欠けが生じやすいのです。

ここで活躍するのがレンチンです!



電子レンジで温めることで、内部の水分が振動して温まり、細胞壁が部分的にゆるみます。
これによって繊維がわずかに軟化し、包丁の刃がスッと入りやすくなるのです。

では、実際にどのくらいレンチンすればいいのか、目安をお伝えしますね。



れんこんを楽に切るためのレンチン術

切りやすさを実現する加熱時間の目安は、れんこんの量によって変わります。

例えば、5センチほどの節(輪切り3〜4枚分)なら、600Wの電子レンジで30〜40秒程度が目安です。
れんこん半分から1本程度の量であれば、50秒から1分ほどが目安になります。

手順
1. れんこんを洗って皮を剥く。



包丁を使って剥くには皮が硬くて危ないので、ピーラーを使いましょう。

2. 耐熱皿にのせて、ラップはかけずに電子レンジで加熱する。



今回は約7cm分だったので、600Wで45秒加熱しました。
少し温かくなる程度で止めるのがコツです。加熱しすぎると柔らかくなりすぎてシャキシャキ感が失われます。

3. 料理に合わせて、れんこんをカットする。



加熱後すぐに切れば、包丁がスッと入り、断面もきれいに仕上がります。
やけどには注意してくださいね。

食感への影響はどれくらい?

「レンチンすると調理後の食感が失われるのでは?」と思うかもしれませんが、安心してください。短時間の加熱であれば、ほぼ変わらないシャキシャキ感が残ります。



今回レンチンして、カットしたれんこんを「きんぴら」にしてみました。
サクサクとした歯切れの良さが売りのきんぴらですが、何の違和感もなく、食感の良い、おいしい仕上がりになりました!

なお煮物に使う際に「厚めの輪切り」にすると、ホクホク感とシャキシャキ感のバランスが楽しめます。

適切に加熱すれば、レンチンによる食感の影響はほぼありませんよ♪

以上、れんこんを切る際、割れずに美しく切る裏ワザをご紹介しました。

レンチンのひと手間で、地味にストレスだったれんこんの下ごしらえが一気に快適になります。
これから旬を迎えるれんこんを、煮物やきんぴら、炒め物などに使う機会も増えると思います。ぜひ日々の料理に取り入れてみてください。
配信元: あたらしい日日

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