「くも膜下出血発症後1~2ヶ月」に現れる症状はご存知ですか?医師が解説!

「くも膜下出血発症後1~2ヶ月」に現れる症状はご存知ですか?医師が解説!

編集部まとめ

くも膜下出血を発症した多くの人が何らかの後遺症を持つことが多いのは、発症時だけではなく、発症後1-2ヶ月もの間、乗り越えるべき危ない時期があるためです。持病やもともとの体力の問題などのために、経過が良くないと残念ながら救いきれないこともあります。
そのような事態にはならないように、発症したらすぐに病院を受診することはもちろん、発症を予防することが重要です。生活習慣病の発症予防や悪化予防、定期的な脳ドックを受けること、未破裂脳動脈の治療を受けることなどで、脳の健康を保つようにしていきましょう。

「くも膜下出血の症状」と関連する病気

「くも膜下出血の症状」と関連する病気は6個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

脳神経外科の病気

脳動脈瘤

脳動脈奇形

外傷性くも膜下出血

脳血管攣縮

脳梗塞

正常圧水頭症

くも膜下出血の原因は年齢で大きく異なり、小児では脳動脈奇形といった先天的な血管病変の破裂が大半を占めます。一方で成人では脳動脈瘤の破裂が原因のほとんどです。
なお、頭部打撲でも打撲の衝撃が強い場合には、脳血管が出血してしまいくも膜下出血(外傷性くも膜下出血)を起こす場合もあります。外傷性くも膜下出血では脳梗塞の症状を出現することは少ないのですが、1ヶ月以上経過して正常圧水頭症を発症することはあります。

配信元: Medical DOC

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