カフェオレ斑の治療
カフェオレ斑の治療にはレーザー治療が有効とする報告があります。レーザーでメラニン色素を破壊し、斑全体を目立たなくすることが期待できます。
ただし、色素脱失、色素沈着といったレーザー治療にみられる副作用のリスクはゼロではありません、治療後に再発する可能性も残ります。
新生児の段階で治療をおこなったほうが再発しにくいという報告はあるものの、カフェオレ斑がそれほど有害な疾患ではないことから、できた部位や斑の大きさによっては治療を急がないケースもあります。
治療をおこなわなかった場合や治療の効果が不十分だった場合には、衣服やファンデーションを利用してカフェオレ斑を隠し、目立たなくする方法があります。
カフェオレ斑を治療したい場合は、さまざまな条件を考慮したうえで、医師と相談しながら進めていくとよいでしょう。
カフェオレ斑になりやすい人・予防の方法
カフェオレ斑は遺伝子疾患である神経線維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン病)によくみられる皮膚症状であるため、親族に神経線維腫症Ⅰ型を発症した人がいれば、カフェオレ斑になりやすいと考えられます。
それ以外のカフェオレ斑は原因も不明であり、なりやすい人はわかっていません。
カフェオレ斑の予防自体は困難ですが、外見上の問題はレーザー治療などにより治療できる可能性があります。治療後も定期的な検診によって、再発予防につなげることができます。
関連する病気
遅発性扁平母斑
神経線維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン病)
太田母斑
伊藤母斑
青色母斑
参考文献
日本形成外科学会 扁平母斑(茶あざ)
京都大学医学部附属病院形成外科神経線維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン病)
日本皮膚科学会Q&A
日本皮膚科学会 神経線維腫症Ⅰ型(レックリングハウゼン病)の診断基準および治療ガイドライン

