以前、交際していた男性とのお話です。彼はとてもやさしく、一見、誠実そうに見える人でした。出会った当初から「仕事が忙しくてなかなか会えないけれど、結婚を前提に付き合いたい」と言われ、私もその言葉をすっかり信じていました。しかし……。
「結婚を前提に」と交際していた男性。実は…！？
そんな彼と付き合って1年ほど経ったころのこと。彼と一緒にいた際、彼のスマホに届いたメッセージ通知を目にしてしまいました。そこには、「パパ、今日は何時に帰ってくる？」という言葉が。一瞬で心がザワつき、彼を問い詰めると……なんと、彼は既婚者で子どもがいたことがわかりました。
「どういうつもりで私と『結婚を前提に』なんて言いながら交際していたのか」――彼に迫ると、彼からは「妻とはもう別れるつもりだったんだ」「きみのことは本気だったんだ」と言われ……。
ただ、1年ほど彼とは交際していたこともあり、彼が「その場しのぎ」で言っているとしか思えず、私は彼の言葉を信じることができませんでした。
もちろんですが、彼とはその場でお別れ。彼に裏切られたことがとてもショックで、しばらくは人を信じることが怖かった時期もありましたが、今ではあの出来事が、人を見る目を養うきっかけになったとも捉えています。
著者：川村彩花／30代女性・会社員。趣味は映画鑑賞と旅行。人付き合いには慎重なほうですが、恋愛ではつい相手を信じすぎてしまうタイプです。
イラスト：にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年11月）
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