命に関わることもある「粟粒結核」 早期発見・早期治療が重要な理由を医師に聞く

命に関わることもある「粟粒結核」 早期発見・早期治療が重要な理由を医師に聞く

粟粒結核の前兆や初期症状について

結核は、一般的に感染から6ヶ月〜2年ほどの潜伏期間を経て発病します。粟粒結核も同様に潜伏期間を経て発病すると考えられています。発症初期には38度以上の高熱が出ることがあるものの、結核菌による病変が特定できずに、結核の発症が見落とされるケースもあります。

その他の初期症状もはっきりとは現れにくいのが特徴で、食欲が低下したり体重が減ったりするのみのケースもあります。症状が進行すると、悪寒や全身倦怠感、呼吸困難を認めることもあるほか、病変が脳に形成された場合には意識障害を呈することもあります。

出典:東京都感染症情報センター「結核」

粟粒結核の検査・診断

粟粒結核が疑われる場合には、結核菌の感染を確認するための検査と、各臓器の結核病変の有無を調べる検査が行われます。

結核菌の感染を確認するためには、痰などの検体から結核菌の有無を確認する検査や、「インターフェロンγ遊離試験」などが行われます。

インターフェロンγ遊離試験は、結核感染の有無を評価する検査法ですが、過去に感染したことがあれば陽性となるため「過去の感染」か「新規の感染」かを区別することができない点には注意が必要です。

一方、結核病変の有無を調べるためにはレントゲン検査やCT等の画像診断が行われます。粟粒結核を発症している場合には、レントゲン画像で粟粒状の小さな病変が確認されます。ただし、粟粒結核の初期では病変を確認できないこともあります。

配信元: Medical DOC

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