嫁へのあてつけ?家族のお祝いを無視して娘と夫だけを誘って出かけた義母。逐一義母に報告する夫[10]|ママ広場マンガ

嫁へのあてつけ?家族のお祝いを無視して娘と夫だけを誘って出かけた義母。逐一義母に報告する夫[10]|ママ広場マンガ

前回の話

夫のタイキさんが、何でも義母に報告することに悩みを抱えるマヤさん。包丁で少し指を切ったことや、片付けで夫婦喧嘩になったことなど、家庭内で起きた些細な出来事は全部義母に筒抜け。休日のスケジュールまで把握されるうえ、目的地によっては義母にお使いを頼まれる状況にマヤさんはうんざり。はじめは、義母の行動に文句を言うマヤさんを軽く受け流すタイキさんでしたが、何度もしつこく言ったのが効いたのかやっと伝えてくれたようで、義母からの連絡はパタリと止みました。それから時が経ち、リナちゃん6歳のお誕生日がやってきました。飾りつけや料理の準備をすませて準備万端。するとタイキさんから電話がかかってきて「リナが前から行きたがっていたテーマパークのチケットが手に入ったらしく、3人で行かない?と義母から誘われた」と言い出しました。リナちゃんもテーマパークに行きたいと言っているのを聞き、マヤさんは複雑な気持ちのまま「パパと楽しんできてね!」と明るく送り出しました。ずっと前から計画していたリナちゃんのお誕生日会は、義母と夫の行動によってあっけなく踏みにじられてしまったのです。

「予定とか聞かなくなったから」予定の被りを遠回しに嫁のせいにする義母

お誕生日会の準備は万端。あとはリナとタイキの帰りを待つだけ・・・するとタイキが突然「義母に誘われたから、これから3人でテーマパークに行く」と言い出しました。せっかく準備していたのに、今から出かけてしまえば予定は台無し。それでも、リナが嬉しそうに「行きたい」とはしゃいでいる声を聞いたら止めることもできず、結局送り出すしかありませんでした。大切な娘の誕生日にそばで祝ってあげられない。その事実があまりにもつらく、私はショックを隠せませんでした。

予約していた誕生日ケーキを受け取り、家へ向かう帰り道。義母から電話がかかってきました。私はケーキを持ったまま、「・・・もしもし」と電話に出ました。

電話に出ると、義母が調子のいい声で「あ、マヤちゃん?タイキから聞いたんだけどぉ~今日はお誕生日のお祝いする予定だったのね?予定とか聞かなくなったから知らなくて~ごめんなさいね」と謝ってきました。私はただ「あ・・・いえ」と答えるしかありませんでした。

嫌味たっぷりの口調で「聞いておけば違う日にしたのにねぇ~ほんとごめんなさいね!」と謝る義母。私が何か言おうとした瞬間、電話の向こうからリナの声が聞こえ、義母は「来た来た!」と私の言葉を遮りました。そして「どんな様子か、またタイキから連絡させるわ、じゃっ!」と言い残し、義母は一方的に電話を切ってしまいました。

「予定とか聞かなくなったから知らなくて」と、まるで誕生日会が流れたのは私のせいだと言わんばかりの義母。「聞いていたら違う日にした」なんて責めるような物言いに、私はお腹の奥がふつふつと煮え立つのを感じました。

義母はリナの誕生日も、家族だけで毎年お祝いしていることも知っていたはず。私へのあてつけに、わざわざ同じ日にテーマパークの予定を入れたに違いありません。私は、義母に大切な時間を台無しにされた悲しさと悔しさで、どうにかなりそうでした。

リナちゃんの誕生日も、毎年家族だけでお祝いしてることも知っていたのに、わざとリナちゃんが喜びそうなテーマパークの予定をぶつけてきた義母。さらに「予定を聞かなくなったから」と嫌味まで添えて、まるでマヤさんへのあてつけのよう。いくら不満があったとしても、こんなやり返し方はひどすぎます。義母の性格の悪さがにじみ出ていますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

配信元: ママ広場

提供元

プロフィール画像

ママ広場

ママ広場は育児中のママやパパが日々の育児で感じている楽しいこと・ほっこりしたこと・困ったこと・悩んでいることを綴ったサイトです。 育児中の困った!へのヒントや育児あるある、または忙しい日々の息抜きタイムなど、読んでくださる皆さんの拠りどころを目指して日々更新中しています。