
世界最大級の動画配信サービスを提供するNetflixで、12月9日より毎週火曜日3週に渡り世界独占配信中のNetflixリアリティシリーズ「ラヴ上等」。12月16日には東京・ATOM TOKYO -SHIBUYA-で「ラヴ上等 de Love again」Special Night by NETFLIXが開催され、MEGUMIをはじめとしたMC陣に加え、主題歌であるglobe「Love again」の作詞・作曲プロデューサー、小室哲哉がサプライズ登場した。
■Netflixリアリティシリーズ「ラヴ上等」とは
「あいの里」「ボーイフレンド」シリーズなど、人間の本音や感情の揺れを映し出してきたNetflixが挑む新境地は、日本初・ヤンキーの男女たちが血の気たっぷりに繰り広げる純愛リアリティショー「ラヴ上等」。山奥にある学校「羅武上等学園」で、元暴走族総長、元ヤクザ、少年院出身など、社会の“はみ出しもの”として生きてきたヤンキー男女11人が14日間の共同生活を送り、最終日・卒業式で愛する人へ想いを告げるその瞬間まで喧嘩に恋に本気(ガチ)でぶつかり合う。
12月9日より配信となり、「バカ面白い」「恋リア大好きで色んなの見てきたけど、セキュリティの方々が出てくる恋リアは初めて」「人間味もピュアさもあってギャップがいい!」などSNSでの話題を席巻した本作。さらには韓国でも番組出演者の発言を引用したり、彼らの積極性から恋愛の姿勢を学んだというコメントなど、未だかつて描かれたことのないヤンキー同士の恋リアに国内のみならず海外でも衝撃を受けるSNS投稿が続出。
■「ラヴ上等 de Love again」Special Night by NETFLIX
当日は、作品の世界観を再現したネオン煌めく渋谷のクラブ・ATOMに、プロデュースも担当したMEGUMI、熱いメッセージで支持を集めるラッパー・AK-69、そして「恋愛リアリティ番組が苦手」と語るお笑い芸人・永野が揃って大集合し、作品の魅力を存分に語った。さらにはAK-69による挿入歌「And I Love You So」のライブパフォーマンス、そして、主題歌・globe「Love again」の作詞・作曲プロデューサーである小室がサプライズ登場し、会場は熱狂の渦に包まれた。

■様々な豪華芸能人もハマる「ラヴ上等」
開始前から熱気あふれる会場に颯爽と登場したMEGUMI。「皆さん『ラヴ上等』はご覧になっていただけましたか?」と呼び掛けると、会場からは「見たー!」と大きなレスポンスが。その後、MEGUMIの呼びかけでMCを務めるAK-69と永野が登場すると、場内からはさらに大歓声が上がる。
AK-69は、各々「ラヴ上等」をイメージしたスタイルでイベントに参加している観客の姿に「ありがたいですね。嬉しいです」と笑顔を見せると、永野も「(自分も)よくここまで成り上がったなと。3年前は地方のお年寄りの方向けの番組に出ていたのに、いまは外資系のNetflixに出ているんですから。」と番組出演を振り返りしみじみ語る。
9日より1〜4話が配信され、AK-69は「いろんな方からメールが来ます。すごいところで言うと、サザンオールスターズの松田さんが『めちゃくちゃ面白いんだけど!一気見しちゃったよ』と連絡をくれたり、上場企業の同い年の社長が『なんかすごい泣けた』と言っていて。『どこで泣けたんだ?』と思ったら、ヤンボーが退学になったところで『俺も北九州(出身)だから気持ちが分かるんだよ』って連絡が来ました」と反響を報告。
永野も「結構芸人が観ていますね。この間、収録前にニューヨークの屋敷が控え室のところで走ってきて『永野さん『ラブ上等』面白すぎます!』と言ってくれました。(令和ロマン)くるまも一気見したそうです」と語ると、本作のプロデュースも手がけるMEGUMIは「嬉しい!」と喜びを爆発させていた。

■ギャンブルなキャスティングも大成功
MEGUMI、AK-69、永野の絶妙なMC陣も本作の魅力の一つだが、MEGUMIは「私的にはすごく実験だったんです」とキャスティングについて触れる。MEGUMIは「AK-69さんはまったく喋らないんじゃないかという恐怖もあったし、永野さんも“恋リア”嫌いって言っていたじゃないですか」と収録前の心境を明かしつつ「狙っていたわけじゃないのに、それぞれの立ち位置がしっかりできてすごく良かった」と安堵の表情を見せていた。
これまで配信された話のなかで印象の残っているシーンを聞かれたAK-69は「『水はヤベェだろ』っていうのが面白かったですけど(笑)」とBabyとあもが一触即発になったシーンをあげると、永野は「冒頭でいきなりつーちゃんとミルクが『何見てんだよ』って。一人しかいないから、(誰かが)入ったら見るだろうと思って(笑)。いきなりセキュリティが止めて『これは何を見せられているんだろう?』と思いましたけど」と振り返る。

■サプライズゲストで小室哲哉が登場し音楽の話題で盛り上がる
そして番組の音楽の話に。MEGUMIは「globeさんの『Love again』はもちろんですが、作品のなかに流れる曲にはちゃんと意味がある。思いをしっかり作品に入れ込みたいというコンセプトで選曲しているんです。AK先生の曲ももちろんです」と力説すると、自身の楽曲「And I Love You So」を提供しているAK-69のライブパフォーマンスが披露された。会場にAK-69の歌声が響き渡ると、揺れるような歓声が上がる。ファンがAK-69の歌声に合わせて口ずさむ姿に「ありがとう!」と感謝を口にしていた。
さらに超サプライズゲストとして小室が登壇すると、会場からは「本物?」「本物だ!」と悲鳴に近い歓声が上がる。
作品をすでに4話まで観ているという小室は「こういう曲の使い方があるんですね。すごく番組にフィットしていました」と感想を伝えると「この曲は、アメリカから東京に帰ってきたとき、なんとなく日本には『愛』がちょっと足りないなと思って作った曲なんです」と楽曲制作秘話を明かし「ちょっと恋愛が苦手だったり不器用だったり、社会のルールに乗れない人たちに向けて作った曲なんです。作品ととても合っている」と感嘆した。
AK-69の生歌、小室のサプライズ登壇など大いに盛り上がったイベント。今後の最終話に向けてAK-69は「『この人がこっちに行くんだ』なんて展開もあります」と見どころを述べると、MEGUMIも「成立しなさそうですが、しっかりカップルは成立するんですよ」と匂わせ、会場の期待を煽った。


