「犬以下だ」家事放棄の妻へ…モラハラ夫の"狂気"の支配論|極論被害妄想夫#53

「犬以下だ」家事放棄の妻へ…モラハラ夫の"狂気"の支配論|極論被害妄想夫#53

すぐるに殴られたことを、義両親にも連絡した かすみさん。殴った事実を認めたくない すぐるは、「手が当たっただけ」と言い、偶然だったことにしようとしていて…。

©神谷もち

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かすみさんの両親だけではなく、自分の両親も来ると知り、かなり動揺しているようです。

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すぐるは、かすみさんのことを「犬以下」と心の中でののしります。

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今度は、暴力を振るった事実を「事故だった」と、自分の都合のいいように脳内変換していますね。

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お互いの両親が来ると知って、すぐるはかなりイラついている様子ですね。

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すぐるの中では、かすみさんとの間に、はっきりと上下関係があるようですね。すぐるの中では、「お金を稼いでいる方がえらい」という認識なのでしょう。

すぐるにとって、従順でないかすみさんは、暴力で支配するしかない存在なのでしょうか。かすみさんの反撃に対し、すぐるの本性がどんどん明らかになっていきますね。

「家族のために頑張ってる」のは同じ

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本作は、モラハラ気質の夫と向き合う専業主婦の姿を通じ、「家族」のあり方を問いかける物語です。

かすみさんは、家事や育児を一手に担い、2人の娘を育てながら、夫・すぐるさんを支えています。日々の生活の中で、子どもたちの将来を考え、家族を思いやり、夫にもねぎらいの言葉を欠かしませんでした。ですが、すぐるさんは、そんな、かすみさんの人生や気持ちに寄り添おうとはしません。

「自分が稼いでいるから」「妻が家庭を守るのは当然」と考え、かすみさんの努力に感謝することなく、思い通りにならないと怒りをぶつけてしまいます…。

そして、すぐるさんのある行動をきっかけとして、かすみさんはついに、「離婚」を意識し始めます。

「家族のために」という気持ちは、本来、互いを思いやることから生まれるもの。独りよがりになれば、それは、ただの「押し付け」になってしまいます。一番近くにいるのは、他でもない「家族」です。家族への感謝や思いを、日々、言葉や行動で伝えることの大切さを、静かに教えてくれる作品です。

記事作成: akino

(配信元: ママリ

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