<推しの殺人>中山喬詞Pが明かす撮影裏話と“ベビスタ”への思い「本当のアイドルのよう」 オリジナルキャラ“矢崎”誕生秘話も

<推しの殺人>中山喬詞Pが明かす撮影裏話と“ベビスタ”への思い「本当のアイドルのよう」 オリジナルキャラ“矢崎”誕生秘話も

「推しの殺人」12話より
「推しの殺人」12話より / (C)遠藤かたる/宝島社/ytv

田辺桃子、横田真悠、林芽亜里がトリプル主演を務めるドラマ「推しの殺人」(毎週木夜11:59-0:54、読売テレビ・日本テレビ系/Hulu・TVerにて配信)が現在放送中。

大阪で活動する3人組アイドル「ベイビー★スターライト」のメンバーがさまざまなトラブルを抱える中、事務所の社長を殺害し、その罪を隠蔽しようとする。しかし、時を同じくして日本中を騒がせていた未解決連続殺人事件に巻き込まれていくミステリーだ。

WEBザテレビジョンでは、中山喬詞プロデューサーにインタビューを実施。制作秘話やキャスト陣の魅力、今後の見どころなどについて話を聞いた。

■タイトルは「誰目線なのか?」

――完成した映像を見た率直な感想をお聞かせください

良い意味ですごく盛りだくさんなドラマだなと感じました。サスペンスあり、歌やダンスあり、恋愛要素もあり…と濃密なエンタメドラマになっているなと。画と音楽もスタイリッシュで、しっかりとエッジの効いたものになっていると思いましたね。

――原作がとても人気な作品ですが、ドラマ化に至ったきっかけや、経緯は何だったのでしょう?

“アイドル”と“殺人”という絶対に交わらないものを掛け合わせている設定が凄く面白そうだなと興味を持ちました。実写化するにあたり、そのコントラストを最大限活かしたいなと考えていました。

また、原作の「推しの殺人」というタイトルも、これは誰目線の話なのか? という点で惹かれました。これは、実写化するにもこだわったポイントなので、視聴者の方にも一緒に考えながら見てもらえたらなと思います。

――原作の実写化ということで、苦労したところや大変だったことがあれば教えてください

原作の面白いストーリーをどうやってさらに面白くするか…全13話どうやって話を持たせるのか…という点では苦労したかなと思います。そこは脚本家、監督などと相談して、見ている人が飽きないような展開を考えさせていただき、オリジナル要素として加えさせていただきました。

原作者の遠藤先生は本当に寛大で、我々の色んなアイデアを快く受け入れてくださいました。最終話までの脚本をお読みいただき、「主人公たちをこれほどまでに追い込める台本は素晴らしいですね」とおっしゃっていただいたのが非常にうれしかったです。

■シリアスなシーンが多い中でも「和気あいあい」

――田辺さん、横田さん、林さんの起用理由を聞かせてください

殺人を犯してしまう主人公たち。過ちを犯してしまったことは絶対に許されることではないのですが、それでも何故か視聴者の方々が応援したくなるような彼女たちにしたかったんです。お3方それぞれに個性があり、愛くるしいキャラにするために田辺さん、横田さん、林さんにオファーさせていただきました。

皆さん、とても頑張り屋さんで役と真摯に向き合ってくださる。この方たちならステージの上と裏側のギャップを上手く演じていただけるなと思いました。

――座長である三人は撮影現場ではどういった印象でしょうか?また、シリアスなシーンが多いですが、撮影現場のキャスト陣の様子はいかがですか?

まだお若い3人ですし、今回は現場を引っ張るというよりはお芝居に集中してくださいという話をクランクイン前にしました。なので、「みんな行くぞー!」という感じではないですが(笑)、シリアスなシーンの撮影中でも裏側では皆さん仲良く和気あいあいとされています。

増田さん、城田さん、加藤さんらお兄さんお姉さんチームも含めて非常に良い空気感で撮影は進んでいます。

■オリジナルキャラクター・矢崎に込めた思い

――「ベイビー★スターライト」の完成度が非常に高く、主演3人は歌や踊りなどにも力を入れているとお聞きしましたが、レッスンでの様子はいかがでしたか?

クランクイン前、撮影の合間と忙しい中、時間を作って何度も練習していただきました。歌とダンスの先生と話し合いながら、練習を重ねていらっしゃる姿には本当に頭が下がる思いでした。

ライブシーンの撮影直前に3人でダンスのフォーメーションを確認するなど、コミュニケーションを取っていただいていましたね。お芝居だけでも大変なのに、そこに歌と踊りが加わり、負荷が凄かったと思うのですが、感謝しかありません。

――本作には矢崎というオリジナルキャラクターがいますが、キャラ設定はどのように行ったのでしょうか?また、増田さんの演技はいかがですか?

主人公たちの敵という単純なキャラにはしたくないなと思いながら、脚本家の泉澤さんとキャラクターを練り上げていきました。もしかしたら主人公たちとも共通点があるかもしれない、もしかしたら社会や世の中のせいで生まれたモンスターかもしれない、そんなキャラにできればと考えていました。

増田さんのパブリックイメージから一番遠いキャラにしたかったという思いもありましたね。そのギャップを最大限活かして、豹変していただいた増田さんのお芝居は本当に素晴らしかったです。

■べビスタは「本当のアイドル」

――中山Pのお気に入りのシーンやせりふ、また視聴者が喜びそうな裏話が教えてください

好きなシーンはたくさんあるのですが、あえて挙げるとするならば、9話でルイが言う「仲良くしてほしいから。トラブルを解決したら、また3人で仲良くできるんじゃないかって」というせりふです。

ギスギスしていた当初から共犯になって絆が生まれたり、喧嘩を繰り返してきた3人の関係性を表現できた良いシーンだなと思いました。家族に限りなく近い3人の姿がとても素敵だなと感じましたね。

裏話…かどうか分かりませんが、増田さんと城田さんはカメラが回っていない所で、よく2人で色んな曲を歌っていらっしゃいました。お2人とも上手なのでハモったりしていて、スタッフは聞き入ってましたね(笑)。

――中山Pの推しキャラはいますか?

やはりベビスタ箱推し、ですかね。ライブシーンなどを見ていると本当のアイドルのようで3人の頑張りを見ているので、どうしても応援したくなってしまいます。

■今後の見どころは「3人の結末」

――視聴者からの反響をどのように感じていますか?

ありがたい反響を非常に多くいただいております。ストーリーのことだったり、お芝居のことだったり、歌やダンスのことだったり。シンプルですが、毎週次の話が楽しみで待ちきれないという声をいただけるとやっぱり良かったなと思いますね。

――最終回に向けての見どころと視聴者へのメッセージをお願いいたします

見どころはたくさんありますが、1つ言えるとしたら、やはり主人公たち3人がどうなってしまうのかという結末は楽しみにしてもらえたらと思います。そんな大げさなものではないですが、このドラマに込めたメッセージを愛する3人に託しているので、それらを少しでも受け取ってもらえたらなと。最後までこのドラマを推してもらえると幸いです。

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