\フレーズをマスターしてネイティブみたいな英語を話そう!/
知っている英単語を並べても、会話がなんだかかみ合わない……
そんな経験はありませんか?
書籍『日本人がパッと思いつかない ネイティブがよく使う英語フレーズ』(ナツメ社)は、学校ではあまり教わらない、実用的で誤解しやすいフレーズを、インパクトのあるイラストと一緒に楽しく学べる一冊です。
今回はその中から、状態を説明するフレーズを一部抜粋してご紹介します。
天気を表す
It rains cats and dogs.

カン違い

近年、日本では「線状降水帯(ゲリラ豪雨)」が発表されることがたびたびあり、全国各地で甚大な被害をもたらしています。そのときの雨はまさに「バケツをひっくり返したような降り方」ですね。英語ではこのように雨が激しく降ることをIt rains cats and dogs.と表現します。意味は「土砂降りだよ」です。このフレーズで注意したいのは語順が必ずcats and dogsとなり、dogs and catsとはならないことです。
では、なぜcats and dogsが使われるのでしょうか? 実は、英語圏では猫と犬は仲が悪いことの典型で、日本語の「犬猿の仲」に相当します。猫は大雨を降らし、犬は強風を招くという北欧の船員が信じていた伝説に由来する説や、下水道が完備していない昔、土砂降りで溺れて死んだ小動物の死体が空から降ってきたように見えたからとする説、ギリシャ語のcata doxas(とてつもないほどに)の音がなまってcats and dogsになったとする説、さらに、昔は藁葺(わらぶ)き屋根の家が多く、大雨が降ると屋根裏にいた猫や犬が雨水とともに落ちてくる様子にたとえた説などさまざまですが、はっきりしたことはわかっていません。
