
山崎紘菜が主演を務める木曜ドラマ23「御社の乱れ正します!2」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS-TBS)の最終回となる第12話が、12月18日(木)に放送される。
■社内不倫カップルを成敗する痛快作の第2弾
本作は、樹ユウマによる電子コミック「御社の不倫の件~絶対に別れさせます~」が原作の“不倫成敗ドラマ”。対象者に近付き、美貌と頭脳を駆使し不倫を解消させる主人公・三枝玲が代表を務める「オフィスAIRクリーニング」の面々が、身勝手な社内不倫により周囲に迷惑をかける男女を成敗していく姿を描く。
2024年4月クールに放送された前作は、見逃し無料配信や有料配信サイトで話題を集め、30代以上の女性や50代以上の男性など幅広い支持を獲得。8話全てで視聴途中での離脱率が低く、第1話に至っては100万PV超えの再生数を記録する人気作となった。
そんな「御社の乱れ正します!」が、満を持して約1年半ぶりカムバック。前回からボリュームアップした全12話で、4つのエピソードを描く。今シーズンは潜入先も一般企業にとどまらず、学校や県議会議員事務所など多岐にわたる中、玲らが鮮やかな手口で迷惑な不倫カップルを断罪し、働きやすい職場環境へと浄化させていく。
前作に続き、周囲に迷惑をかける男女に制裁を下す主人公・三枝玲を山崎が、「オフィスAIRクリーニング」のアルバイトとして玲をアシストする鹿妻新を飯島寛騎が演じる。さらに、依頼を受ける窓口となる「Bar PURPLE ROSE」のマスター役をマーク・パンサーが務める。
■それぞれの物語を盛り上げる個性豊かな出演者たち
また、各エピソードごとに登場する迷惑不倫の当事者や、彼らに巻き込まれる被害者を演じるキャスト陣もすでに発表されている。迷惑不倫に巻き込まれ追い詰められる人物から、不倫にのめりこみ強烈なインパクトを残す人物、さらには玲の過去に重大な関わりを持つ人物まで、個性豊かな面々を実力派俳優たちが演じていく。
第10話~第12話では、等々力設計の社長・等々力泰彦を池田成志、等々力設計の社員で等々力と不倫している美園つばさを松井玲奈、等々力設計のベテラン社員・奥村太一を牧田哲也、先代社長の娘で夫・泰彦の不倫調査を依頼した等々力美智子をしゅはまはるみが演じる。
■「御社の乱れ正します!2」第12話あらすじ
第12話では――
玲(山崎紘菜)は等々力(池田成志)を罠にかけるため、5年ぶりに等々力設計を訪問。玲が三枝の妻だとわかった等々力は、社長室に玲を迎え入れる。それまで会社の威信をかけたコンペの準備が進まず苛立っていた等々力だが、玲から見せられたある物に目を奪われる。
玲との対面を機に、等々力はコンペに提出するデザインを完成させる。さらに、等々力の提案で美園(松井玲奈)も助手としてプレゼンを行うことに。迷惑不倫の当事者と関係者たちが一堂に会したコンペ会場で、ついに玲のクリーニングが実行される…。
――という物語が描かれる。

■予告映像にも注目!
番組HPやSNS等で見ることができる第12話の予告映像は、玲が「お世話になった等々力先生に、お願いがあって…」と口にするシーンからスタート。その言葉を受けて、等々力は玲が持参した資料に目を通していく。
一方、新(飯島寛騎)がある人物に「等々力設計は潰れるかもしれません。最後を、見届けなくていいんですか?」と告げる場面も。実際にプレゼン会場では、美園が等々力を指差し何やら修羅場を迎えているような様子が描かれる。
そんな場面の後、バーのシーンではマスター(マーク・パンサー)が玲に「どうした? 浮かない顔して」と問いかける。「社員に罪はない…」と珍しく“クリーニング”をためらうような素振りを見せる玲に、マスターは「自分を信じて」と優しく背中を押すのだった。
「いよいよ決まりそうですよ、デザイン」と語る新や、「等々力設計っぽくはないけど、斬新だな…」と等々力のデザインの感想を語る社員の声に続いて、冷たい目を向ける玲と追い詰められ呆然とする等々力の視線が交錯するシーンが。そして映像は、新が玲に「これで良かったの? 気持ちの整理、付いた?」と尋ねる場面で幕を閉じる。
玲自身の因縁をも利用する形で、いよいよ等々力への“クリーニング”が行われる第12話。等々力や美園だけでなく、等々力設計さえも崩壊させかねない荒療治を行うことに、玲がためらいを見せるのも興味深い。依頼人である美智子(しゅはまはるみ)は何を思うのか。そして、玲はいまだ目覚めない三枝にどんな報告をするのか。今回のエピソードもスカッとした結末を迎えることとなりそうだ。


