本体も取っ手も1100円! 驚異のコスパ
キッチンツールの定番「取っ手が取れるフライパン」。収納しやすく、そのまま食卓に出せる便利さは一度使うと手放せません。
しかし、どんなに高価なブランド品でも、フッ素などのコーティングはいずれ劣化するもの。「高いものを買って長く使う」か「安いものを頻繁に買い替える」か、悩ましい問題です。
そこで今回は、ダイソーが展開するおしゃれブランド「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」で販売されている激安アイテムを導入。手持ちの「ティファール(T-fal)」と比較検証してみました。
購入したのは以下の2点。

・取っ手が取れるフライパン24cm(税込み1100円)

・取っ手が取れるシリーズ用ハンドル(税込み1100円)
合計2200円でセットが揃います。
ティファールの「インジニオ・ネオ」シリーズの場合、実勢価格でハンドル単体が約2500円、フライパン本体が4000~5000円ほど。
価格差は歴然で、フライパン本体に至っては約4~5倍の開きがあります。これならコーティングがダメになっても、躊躇(ちゅうちょ)なく買い替えられそうです。

操作性は「ティファール」の圧勝
実際に使い比べてみて、一番大きな差を感じたのは「ハンドル(取っ手)」の操作性でした
●ティファール
取り付けは「握るだけ」。取り外しは「裏側のボタンを押すだけ」。直感的で、調理中に誤って外れる心配も少ない設計です。
●スタプロ
取り付けは「レバーをスライド」。取り外しは「レバーを戻してボタンを押す」という2ステップ。安全に配慮された構造ですが、調理中にハンドルの表面にあるレバーに手が触れやすく、「うっかりレバーを動かしてしまいそう」という不安が少し残りました。

