【お一人様】気まずさ&肩身の狭さを感じる“あるある”5選 独身は本当に“デメリット”なし?

【お一人様】気まずさ&肩身の狭さを感じる“あるある”5選 独身は本当に“デメリット”なし?

 現代社会はひと昔前と比べて、お一人様が社会で肩身の狭い思いをしにくくなったといわれています。とはいえ、未婚者が既婚者の数を上まわったわけではなく、30代以降は未婚者が社会において少数派であることには以前と変わりありません。今回は、現代のお一人様の現状、お一人様が気まずさを感じる“あるある”の瞬間を、未婚の筆者が紹介したいと思います。

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お一人様が気まずさを感じる“あるある”の瞬間とは?

30代の未婚率は3割ほど

 近年、結婚をライフステージの一つとみなさない価値観が広がっています。推し活を楽しむ人生や旅行を中心とした生活をする人生などもあり。あるいは、他人にかき乱されることなく、日々の生活をマイペースに営むのも幸せな人生だと思います。

 とはいえ、お一人様が肩身の狭さを感じるシーンがなくなったわけではありません。こうした問題がドラマで扱われると、多くの共感を呼ぶことがあります。例えば、俳優の波瑠さんと川栄李奈さんがダブル主演を務める現在放送中の連続ドラマ「フェイクマミー」(TBS系、毎週金曜午後10時)では、主人公の一人・薫(波瑠さん)を通して未婚者の静かな格闘が描かれています。劇中では、東大卒の薫が、母親から、就職、結婚、子育てに関して言われ、感情を逆撫でされるシーンがありました。本作で描かれているように、多様性をうたい、誰もが生きやすい社会の実現を目指しているものの、未婚者の存在はないがしろにされがちです。また、親族からは未婚であるゆえに心配されることも…。

 こども家庭庁の「令和6年版こども白書」によると、2020年における未婚率は男女問わず20代では半数を超えています。しかし、30~34歳の男性の未婚率は47.4%、同年代の女性は35.2%。35~39歳については、男性が34.5%、女性が23.6%です。近年、“結婚離れ”が指摘されていますが、未婚者は過去と比べて増えたのであり、社会においては少数派であることには変わりがありません。

お一人様が気まずさを感じる“あるある”の瞬間

 筆者を含めて未婚であるゆえに気まずさを感じた経験をした人は少なからずいると思います。ここでは、結婚がライフステージの1つではなくなった今でも、お一人様が気まずさを感じる瞬間を紹介します。

・親族に「結婚はまだ? いい人はいないの?」と聞かれる
 結婚願望がないにも関わらず、親族から「いい人いないの?」といった問いを投げられると反応に困るお一人様は少なくありません。

 年に数回しか会わない親族に対し、「結婚願望はないんです」と話し、その理由を根掘り葉掘り聞かれても面倒くさいだけ……。その場の雰囲気に合わせて相づちを打つなどして、その場を逃れるのも1つの方法でしょう。

・子どもの話題についていけない
 お一人様は友人や同僚との間で子どもの話題が出たとき、聞き役に徹することが多いです。

 自分が小学生や中学生だったころと比べ、学校の在り方やルールは大きく変わっています。他人の子どもの話に興味がない人でも“運動会は半日で終わる”、 “連絡網がない”といった話は、時事ネタとして聞けば興味深いかもしれません。

・同級生のSNSは子どもネタが多い中、自分は趣味関係のネタが中心
 身近な人のSNSの投稿が我が子のネタ中心になる中、自分は旅行やグルメ、推し活に関する投稿ばかりしていると、「私の選択に間違いはないよね?」と一時的に不安になる人もいます。

 しかし、何に重点を置いて生きるかも、楽しみも人それぞれです。自分の好きなことをとことん追求して生きる人生も幸せだと思います。

・賃貸契約をするとき保証人は親頼み
 お一人様の場合、親に賃貸契約の保証人をお願いするケースが多いようです。

 家賃などの支払いをきちんと行っていれば保証人に迷惑がかかることは基本的にないものの、高齢になっても賃貸に住む予定の人は保証人について考えておく必要があるかもしれません。

・入院時にフォローしてくれる人がいない
 夫や子どもがいないと入院時に手続きをサポートしてくれたり、必要なものをそろえたりしてくれる人が見つかりにくいというデメリットもあります。加えて、不安定な状況の中で、頼れる人がいないことに寂しさを感じるかもしれません。

 近年、保証人がいない患者の扱いについて、国レベルで検討が進んでおり、入院時におけるお一人様の状況は、少しずつ改善されていくものと思われます。

配信元: オトナンサー

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