やわらかくふわふわのタオルやシーツ、服に包まれるのは心地いいですよね。
洗濯物をやわらかく仕上げるために、柔軟剤を愛用している人もいるでしょう。
アメリカの家庭では、液体の柔軟剤に加え、乾燥機に入れるシートタイプも定番です。
ですが最近は、そんな柔軟剤に代わる画期的なアイテムが注目されています。
それが『ウールボール(ドライヤーボール)』!
乾燥機に入れるだけで、衣類をやわらかく仕上げてくれるのです。
撮影:grape編集部
エコで優しい『ウールボール』の魅力とは?
『ウールボール』は100%天然の羊毛でできたボール状のアイテムで、乾燥機に数個入れて使います。
乾燥機の中でボールが衣類を優しく叩きながら回転することで静電気を防ぎ、ソフトな仕上がりになるのだそう。
またボールが衣類を分離させて空気の循環をよくすることで、乾燥スピードがアップします。
洗濯の時間が短くなるだけでなく、電気代の節約にもつながりますね。
撮影:grape編集部
『ウールボール』は化学物質を使用していないので、敏感肌の人や赤ちゃんの衣類にも安心して使えると人気です。
さらに、何度も繰り返し使えるので経済的。商品にもよりますが、その耐久性は1000回以上なのだとか!
使用の注意点は?
デメリットとしては、使用中に音がすること。
アメリカの洗濯機はわりと大きく、筆者の友人の場合、洗濯物の量に合わせてウールボールを8個ほど入れています!
回していると、ウールボールの転がる「ドンドンッ」という音が…。
乾燥機を屋外に置いていれば、あまりうるさく感じませんが、室内だと少し気になるかもしれません。
夜間は騒音になる可能性があるため、日中の使用に限定するなど、決めておくとよいでしょう。
撮影:grape編集部
アメリカでは、スーパーマーケットやAmazonなどのオンラインで手軽に購入できます。
日本でもホームセンターや、100円ショップ『ダイソー』や『セリア』などで販売されているため、手に取りやすいですよ。
肌にも、財布にも、地球にも優しい『ウールボール』。
今後、使用する人が増えていくかもしれません!
[文・構成/grape編集部]

