頭痛に悩む現代人はかなり多く、生活に支障が出てしまう人も少なくありません。頭痛には種類があり、ストレスと深く関係する頭痛もあるのだそうです。今回は、ストレスによる頭痛を「あい内科クリニック」の柳本先生に解説していただきました。

監修医師:
柳本 昌子(あい内科クリニック)
東邦大学医学部卒業。その後、済生会若草病院内科、国立循環器病研究センター脳神経内科、介護老人保健施設みやじま、間中病院で経験を積む。2002年、神奈川県横浜市に「あい内科クリニック」を開院。日本医師会認定産業医。
編集部
ストレスによる頭痛があると聞きました。
柳本先生
先述した緊張型頭痛は、たしかにストレスと関係しています。ほかにも、肩こり・首のこりや眼精疲労なども原因として挙げられます。
編集部
それは知りませんでした。
柳本先生
ストレスを感じると首や肩の筋肉が緊張して、血行が悪くなることで頭痛が起こりやすくなるのです。また、心理的なストレスが神経系を刺激し、痛みの感覚を増幅させることもあります。緊張型頭痛だけでなく片頭痛や群発頭痛も同様です。つまり、慢性的なストレスが続くと、頭痛も慢性化するということですね。
編集部
血行の悪化が頭痛を引き起こすのですね。
柳本先生
頭痛のメカニズムは明確になっていない部分もあるのですが、緊張型頭痛は頭や首、肩の筋肉が緊張し、血行が悪化すると乳酸などの疲労物質が蓄積し、周囲の神経を刺激することで痛みが発生すると言われています。また、過剰な筋肉の収縮が神経を圧迫し、頭全体に痛みを引き起こしてしまいます。
編集部
緊張型頭痛の特徴について、もう少し詳しく教えてください。
柳本先生
頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが緊張型頭痛の特徴ですが、ほかにも痛みは軽度〜中程度で、動いても悪化することは少ないなどの特徴があります。通常、吐き気や嘔吐はなく、午後から夕方にかけて痛みが強くなる場合があります。痛み自体は軽度〜中程度なので、なんとなく「体質かもしれない」と考えて受診しない人がいますが、そのまま放置して日常生活で苦しんでいるケースは多いようです。
※この記事はメディカルドックにて<ストレスが「頭痛」を引き起こすのはご存じですか? ロキソニン飲み過ぎのリスクや対処法も医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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