東京を拠点に活動するシュガーアーティストで、SugaR DayS代表の玉川玲氏は、「帝国ホテルアーケード スイーツアート展2025 第16回スイーツアートコンペティション」にて6年連続・通算8度目となる金賞を受賞した。
作品は、「Christmas Teacups」。国内外のコンペティションで多数の受賞歴を持つ玉川氏は、同作においても繊細な造形力と華やかな世界観で高い評価を獲得している。
また、帝国ホテルスイーツアート展は、12月1日(月)～25日(木)の期間、帝国ホテル東京ロビー及び地下一階にて開催中だ。
技術力と遊び心が共存する作品
玉川氏は、細部まで作り込まれた造形表現と独自の世界観を強みに、国内外のコンペティションで多数の受賞歴を重ねてきた。
「Christmas Teacups」は、ティーカップのアトラクションをテーマにしたクリスマス仕様のシュガーアートで、アイシングやシュガーアートのモデリング技術に加え、ケーキをかじったようなユーモラスな表現などが高く評価された。
高度な技術で構成された華やかなケーキ。その側面に添えられた一口サイズのケーキ片は、端正な世界観に軽やかなユーモアを添える。さらに、そばに置かれたフォークまでもがアイシングで作られた“砂糖の造形物”。技術力と遊び心が共存する、作者らしいワンポイントだ。
見る人の心が少しでも明るくなるような作品を届けたい
帝国ホテルスイーツアート展は、日本を代表するシュガーアートやアイシングクッキーの作家が参加するコンペティションとして高い注目を集めており、会場では来場者が作品を間近で鑑賞できる体験型展示を特徴としている。
玉川氏は2020年から6年連続となる8回目の金賞を受賞。今回の受賞について玉川氏は、「毎年クリスマスをテーマに考えていますが、昨年の自分の作品より楽しく、喜んでいただける作品を作りたいという気持ちで取り組んでいます。これからも、見る人の心が少しでも明るくなるような作品を届けたいです」とコメントしている。
