小さい頃は、神様がいて
同じように夫婦のすれ違いと再生を描いた『小さい頃は、神様がいて』(フジテレビ系)も、リアルな人間模様に惹きつけられました。約19年前に夫婦が交わした「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束が、実は生きていたと妻・あん(仲間由紀恵)に突き付けられた夫・渉(北村有起哉)。すれ違いの中で確かめ合う、中年夫婦の愛と人生
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“普通の夫、父親”である渉の、ちょっとダメなところも残念なところも、でも決して悪い男ではない一面も、そんな渉を愛おしく思う気持ちがありながらも、離婚の約束を心の支えに自分の生き方を模索する妻・あん。ふたりの中年夫婦の解像度が高く、名優ふたりの演技も光りました。
ふたりがすれ違いながらも想い合って歩んできた時間は愛おしくも切なく、理解しようと歩み寄りながら想い合う姿に涙した人も多いのではないでしょうか。

