ある夜、沙希のスマートフォンに見知らぬアカウントから、SNSのダイレクトメッセージ(DM)が届きました。「あなたの旦那さんが不倫しているのを見た」というメッセージは、沙希の日常に波紋を広げ…。
匿名からの告発と、夫への不信感
その日…寝る前に、何気なくSNSをチェックしていた沙希。ふと、通知のメッセージを開きました。すると、見知らぬアカウントから、DMが届いていたのです。
「あなたの旦那さんが不倫しているのを見ました。忠告したいので、旦那さんの連絡先を教えてくれませんか?」
沙希は、最初はいたずらだと思い、ムシしようとしました。しかし、数分後、再びDMが届いたのです。
「○月○日の夜、○○ラブホテルから旦那さんが出てくるのを見ましたよ」
そこに書かれていたのは、日付と具体的なラブホテルの名前でした。沙希は顔面蒼白になりました。「火のないところにケムリは立たないのではないか」…という不安に、胸がざわつきました。
すぐに同僚に電話をかけた夫
沙希は、すぐに夫の和人に話しました。
「和人…これ、どういうこと?」
日付とラブホテルの名前を伝えると、和人は心底おどろいた様子で、「寝耳に水だ」という反応を示しました。
「そんなはずないだろう!その日は、会社に出勤していた!」
和人は怒りにふるえながら、すぐに同僚に電話をかけました。沙希の目の前で、和人は同僚にその日の出勤状況や帰宅時の様子を確認しました。
同僚は、その日、和人が定時まで出勤しており、その後、部署の仲間数名と連れ立って飲みに行っていたことを確認してくれました。

