寒さをしのぐための“わらぼっち”

冬の厳しい環境から保護するため、開苑中の冬咲きぼたんは“わらぼっち”に包まれている。
“わらぼっち”は、地域によって形や結び方等が様々。「上野・東照宮 冬ぼたん」では、開苑当時から荒縄を用いた男結びや、

梅等の花を模した飾り結びで、見る人の目を楽しませているという。
本格的な江戸建築と共に楽しむぼたん

苑内からは、旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石灯籠を見ることができる。
枯山水の日本庭園とあわせて、他では味わえない江戸風情の中でぼたんを見ることが可能だ。

また、雪が降れば格別の趣があり、しんしんと降り積もる雪の中に凛と佇むぼたんの姿は、見る人の目を惹きつけるという。
