心拍数や睡眠データなど健康に関する情報を手軽に記録できるデバイスとして広がっている「スマートウォッチ」。しかし、スマートウォッチで「不規則な心拍」などの記録があった場合、どうすればいいのかご存じですか? 今回はスマートウォッチで不整脈の通知が出た時の対処法について、「新中野なべよこ内科」の高昌先生に解説していただきました。

監修医師:
高昌 秀安(新中野なべよこ内科)
杏林大学医学部卒業、杏林大学大学院医学研究科修了。その後、杏林大学医学部付属病院、立正佼成会附属佼成病院(現・杏林大学医学部付属杉並病院)などで経験を積む。2024年、東京都中野区に「新中野なべよこ内科」を開院。医学博士。日本循環器学会専門医、日本内科学会認定医、日本心血管インターベンション治療学会認定医。日本医師会認定産業医。
編集部
それは怖いですね。
高昌先生
そうなのです。それにもかかわらず、心房細動の患者さんの4人に1人は、自覚症状がないとされています。早期発見・早期治療するためにも、スマートウォッチは非常に有効です。
編集部
こうした通知がスマートウォッチで出たら、どうすればいいのでしょうか?
高昌先生
かかりつけ医のいる場合は、まず相談しましょう。また、最近はスマートウォッチのデータを確認しながら必要な検査などをおこなってくれる「スマートウォッチ外来」も出てきています。
編集部
スマートウォッチの通知が診断につながることがあるのですか?
高昌先生
スマートウォッチの通知や記録が診断に役立ち、適切な治療につながった例は、すでに海外で多く報告されています。また、延べ42万人が参加した臨床試験では「スマートウォッチが心房細動を陽性と判断したケースの84%が実際に心房細動であった」とされています。
編集部
スマートウォッチの通知は有用なのですね。
高昌先生
そうですね。ただし、スマートウォッチは正確な測定機器ではないので、100%正確とは言えません。スマートウォッチのデータで特に異常がなくても、胸痛や息苦しさ、動悸などの症状がある人は、速やかにお近くの循環器内科を受診してください。
※この記事はメディカルドックにて<スマートウォッチで不整脈がわかる? 正確性は? 「スマートウォッチ外来」の活用法を医師が解説!>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。
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