ICL手術は本当に安全?2人の医師が答える手術の疑問と気になるポイント

ICL手術は本当に安全?2人の医師が答える手術の疑問と気になるポイント

日々の生活の質向上にも!ICL手術のベネフィットや将来性

日々の生活の質向上にも!ICL手術のベネフィットや将来性

ICL手術は、単に視力を回復させるだけでなく、日々の暮らしの快適さや将来の安心にもつながる治療です。ここからは、ICL手術がもたらす生活の快適さやベネフィット、将来性について伺います。

レンズのお手入れは必要ですか?

石川先生

レンズは眼の中に固定されるため日常的なお手入れは不要で、日々の装着や洗浄の手間もありません。ただし、年に1〜2回の定期検診で、レンズの位置や目の健康状態をチェックすることが大切です。

朝の支度やメイクが楽になりますか?

石川先生

コンタクトレンズを付けたり外したりする時間が不要になるだけでなく、視界がクリアになることでメイクもしやすくなります。アイラインやマスカラの仕上がりが見えやすくなるので、メイクのときに左右のバランスを整えやすくなりますよ。

妊娠や出産、育児などライフステージが変わるなかでICL手術を受けるベネフィットはありますか?

石川先生

ICL手術は、ライフステージの変化にも柔軟に対応できる治療法です。これまでのコンタクトレンズや眼鏡に頼る生活から一歩踏み出し、妊娠や出産、育児といった大切な瞬間をクリアな視界で見ることができ、仕事に家事と忙しい毎日の負担を軽減することができます。

将来的なベネフィットもあるのでしょうか?

石川先生

角膜を削らないため、将来的に白内障手術やほかの眼科治療が必要になった場合も治療の選択肢を広く残すことができます。また、お化粧がしやすくなる、スポーツや旅行がより快適になるなど、QOL(Quality of Life:生活の質)向上が期待できます。

眼内コンタクトレンズは将来にわたって安全に使い続けられますか?

繪野先生

眼内コンタクトレンズは生体適合性に優れた素材で作られており、異物反応を起こしにくいのが特長です。また、角膜を削ることなく眼の構造を変えない点も、長期的に安定した治療法とされています。
定期的に検診を受けていただければ、長い年月にわたって安心して快適な視界を維持することができるでしょう。

最後に、ICL手術を検討している方へメッセージをお願いします。

繪野先生

ICL手術は、見え方の改善だけでなく、日々の生活をより快適にしてくれる治療ですが、「手術だし不安」「自分に合うかわからない」と感じている方もいらっしゃるでしょう。医療スタッフと連携してサポートしますので、治療前の不安やストレスは遠慮せず仰ってください。
患者さん一人ひとりのライフステージや生活スタイルに合わせて無理のない治療を提案しますので、小さな疑問でもお気軽にご相談くださいね。

石川先生

ICL手術に対して「怖い」「本当に大丈夫?」と感じるのは自然なことです。
こういった不安を抱える方に寄り添い、手術前に丁寧なカウンセリングと精密な検査を行い、不安を一つずつ解消しながら進めることが大切だと考えています。
患者さんが納得して笑顔で手術を迎えられるよう、全力でサポートしますので安心してご相談ください。

まとめ

ICL手術は本当に安全?2人の医師が答える手術の疑問と気になるポイント まとめ

ICL手術は、単に「よく見えるようになる」ための治療ではありません。
朝目覚めた瞬間からコンタクトレンズや眼鏡に頼らずに過ごせることで、日常の小さなストレスが減り、心まで軽くなる――そんな変化を感じる方が多い治療です。

また、コンタクトレンズや眼鏡の管理が不要になるため、災害時などの緊急時でも視界を確保できる安心感があります。避難や停電など、思いがけない状況下でも「見える」ことが、安全につながるでしょう。

角膜を削らないため将来の視力変化にも柔軟に対応でき、妊娠や育児、仕事復帰などライフステージが変わっても安心して過ごせます。
さらに、短いダウンタイムと長期的な安定性は、忙しい女性にとって頼もしいサポートとなるでしょう。

もし少しでも興味や不安があるなら、まずは専門の眼科医に相談してみてはいかがでしょうか。「もっと自分らしく過ごしたい」という気持ちを、きっと後押ししてくれるはずです。

配信元: Medical DOC

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