娘「友達を誘うのはいつも私ばかり」分かるよ。母も同じ悩みを抱えていた時に『恩師の言葉』に助けられたの

娘「友達を誘うのはいつも私ばかり」分かるよ。母も同じ悩みを抱えていた時に『恩師の言葉』に助けられたの

「私ばかり友だちを誘って不安」と悩む娘に、かつての恩師が語った『人生最大の、取り返しのつかない後悔』を共有しました。そこから学んだ、「誘う側」でいられることの真の価値とは? 筆者の友人が体験談を語ってくれました。

「私ばっかり誘ってる」と悩む娘

小学4年生の娘が、深刻な顔で私に相談を持ちかけてきました。

「ねぇ、私ってさ、いつも私がお友だちを誘うばっかりで、全然、向こうから誘ってもらえないの」

その言葉を聞いて、私は思わずドキッとしました。

なぜなら私自身も、「私ばっかり誘ってる」「なんで向こうから誘ってくれないんだろう」そんなモヤモヤを抱えていた時期が過去にあったからです。

定年目前の先生が語った『後悔』

たしかに、娘は積極的で、遊びたければ自分から誰にでも声をかけられるタイプです。

娘の不安に寄り添いつつ、私はかつて自分がたどり着いた結論を話すことにしました。

その根拠となったのは、恩師の言葉です。その先生はとても穏やかで、周りの人たちを大切にする人でした。

しかし定年間際のある日、先生は少し寂しそうな顔で、こんな話をしてくれたのです。

「最近ね、『あの人、どうしているかな』と頭に浮かんだ数カ月後に、その友人の訃報を聞くことが重なってしまってね。「声をかけたいと思った時、『相手は忙しいだろう』とか、『わざわざ連絡するほどのことではないか』と、その時の自分の気持ちを優先しなかったことを、今、心から後悔しているんです。次に会える保証なんて、人生にはどこにもないんだから」

その言葉は、当時の私に深く突き刺さりました。

誘う・誘われるのバランスよりも、「この人と繋がっていたい」という思いを優先し、素直に行動できるかどうかが大切だと、私は思えたのです。

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